エリック・ゴードンのブザービータースリーでロケッツが大逆転勝利
現地25日にウェルズファーゴ・センターで行われたヒューストン・ロケッツ対フィラデルフィア・76ers戦は、昨季シックスマン・オブ・ザ・イヤーのエリック・ゴードンがラストポゼッションで逆転ブザービーターに成功。ロケッツが敵地で劇的な勝利を飾った。
第4Q残り3分の時点で8点ビハインドと、絶対的に不利な状況に立たされていたこの日のロケッツだが、そこからシクサーズを無得点に抑えながら猛反撃。7-0のランで2点差まで追い上げ、残り6.4秒でボールを奪い返すと、続くタイムアウト明けのポゼッションでは、コーナーでパスを受けたゴードンが、ポンプフェイクとサイドステップでディフェンダーをかわし、終了のブザーと同時に逆転決勝スリーを沈めた。
ブザービーターを含む合計5本のスリーを沈めたゴードンは、ゲームハイの29得点をマーク。数秒しか残されていない状況で、サイドドリブルをついてからでも十分に間に合うと判断できる冷静さはさすがだ。ロケッツ(4勝1敗)は他に、ハーデンが27得点、13アシスト、クリント・カペラが16得点、20リバウンドでそれぞれダブルダブルを記録した。
試合の大部分でリードを維持しながらも惜敗を喫したシクサーズ(1勝4敗)は、J.J.レディックが22得点、ジョエル・エンビードが21得点、ロバート・コビントンが20得点をあげている。
ボックススコア:「NBA」