ジャバリ・パーカーがロケッツ戦でキャリア初の30得点超え、アデトクンボは2度目のトリプルダブル
ミルウォーキー・バックスのジャバリ・パーカーが、現地29日にBMOハリス・ブラッドリー・センターで行われたヒューストン・ロケッツ戦で自己最多の36得点を記録。キャリア79試合目にして初の30点ゲームを達成し、バックスを128-121での勝利に導いた。
試合開始から5分で10得点を挙げるクイックスタートを切ったこの日のパーカーは、最終的に40分のプレータイムで今季自身初のスリーポイントシュート1本を含む25本中16本のフィールドゴールに成功。36得点に加え、5アシスト、4リバウンド、2スティールをマークする大活躍をみせた。
▼ジャバリ・パーカー、キャリアハイ36得点
昨季は左膝前十字靱帯断裂の重症により、25試合でシーズン全休となった2014年ドラフト2位指名のパーカー。今季はシーズンが進むにつれて出場時間とスタッツが上昇しており、特にオールスターブレイク後の6試合では平均22.8得点、8.0リバウンド、3.0アシスト、FG成功率53.8%と極めて優秀な数字を残している。
バックスは他に、ヤニス・アデトクンボが18得点、17リバウンド、11アシストでキャリア2度目のトリプルダブルを獲得。バックスのプレーヤーが1シーズンで複数回のトリプルダブルを達成するのは、2002-03シーズンのサム・キャセール以来初めてだ。
さらにバックスは、クリス・ミドルトンが30得点、5スティールを記録。パーカー/アデトクンボ/ミドルトンの若手3選手が合計84得点、23リバウンド、20アシスト、11スティール、FG成功率62.5%(48本中30本)のオールラウンドパフォーマンスでチームを牽引した。
一方のロケッツは、ドワイト・ハワードが30得点、13リバウンドのダブルダブル、ジェイムス・ハーデンが26得点、9アシストで大奮闘。13点ビハインドで迎えた第4Q残り2分20秒から9-0のランで猛反撃を展開し、4点差にまで巻き返すも、残り20秒でのインバウンズプレーで5秒バイオレーションをとられる痛恨のターンオーバーを出してしまい、バックスに逃げ切られた。
この日の試合結果により、バックスは25勝35敗でイースト8位のペイサーズから6ゲーム差で12位。29勝31敗のロケッツは、ウェスト7位のブレイザーズから3ゲーム差、9位ジャズから0.5ゲーム差の8位となる。
ボックススコア:「NBA」