デイミアン・リラードの過酷な夏期トレーニング
2017-18シーズンにキャリア初のオールNBAファースト・チーム選出を果たしたポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、さらなる躍進を目指して今オフもトレーニングに励んでいる。
チームメイトのC.J.マッカラムやユスフ・ヌルキッチをはじめとした多くのNBA選手たちがオフシーズンワークアウトの映像をSNSなどで公開する中、リラードは自身の練習風景をまったくシェアしていない。そのためか、「リラードがさぼっている」「ラップのことしか考えていない」といった意味不明な言い掛かりが一部のファンから寄せられていたという。そこでリラードは、「練習動画を投稿しないと、やっていないことになるらしい」というコメントと共に、理不尽な批判を一蹴するのに丁度いいトレーニング映像をTwitterにアップした。
https://twitter.com/Dame_Lillard/status/1041068734561968128
さすがリラード、並大抵の練習メニューではない。雑なマントとマスクを装着して肉体に負荷をかけつつ、ラケットでボールを打ち返したり、スポンジ銃の弾を回避したりしながらのボールハンドリング・ドリル。1本もシュートを決めていないが、くびれ作りの必需品であるフラフープもちゃんと取り入れている。どうしてレイカーズのジムなのかについては不明だ。
昨季のリラードは、73試合の出場でリーグ4位の26.9得点、6.6アシストを平均し、ブレイザーズをウェスト3位シードに牽引。レギュラーシーズンMVP投票で4位の票数を獲得するも、プレイオフではペリカンズの徹底マークに苦戦してスタッツが落ち込み(4試合で平均18.5得点)、スウィープで第1ラウンド敗退という残念な結果に終わった。名誉挽回に燃えるであろう来季リラードのパフォーマンスに期待したい。
なお本記事のタイトルを見て、「リラードの練習法を参考にしたい」と真剣に思って訪問してくれた読者の方に対しては、申し訳なく思っている。
Via Twitter