【動画】グレッグ・オデン、4年ぶりの試合出場で豪快なダンク
23日に行われたマイアミ・ヒート対ニューオリンズ・ペリカンズの試合で、元ドラフト全体1位指名のグレッグ・オデンがついにカムバックを果たした。
オデンがNBAの試合に出場したのは2009年12月以来、実に約4年ぶりとなる。ただのプレシーズンゲームとはいえ、オデンにとっては待ちに待った瞬間だ。復帰後の初得点は、これまでのフラストレーションを晴らすかのような、豪快なツーハンド・ダンクだった。
この日のオデンは3分59秒間プレーし、2得点、2リバウンドを獲得。ゲームを左右するような活躍ではないが、やはり最初のダンクがとても印象深かった。多くのファンや関係者に「今度こそオデンいけるかも…」と思わせたに違いない。試合は、108対95でヒートが圧勝した。
オデンは試合後のインタビューで、「最初のシュートにダンクを決められたので嬉しい。まだ完全復帰には遠いけど、試合に出られるだけでハッピーだよ」と再びコートに立てる喜びを表した。
チームメイトのレブロン・ジェームズも、「オデンのために乾杯しなくちゃならない。僕は酒飲みではないが、彼のために一杯やるつもりだ」とメディアに語り、オデン復帰を祝福している。
デビュー以来、ひざの故障に悩まされ続けてきたオデン。複数回に渡る手術やリハビリ期間を経て、今オフシーズンにヒートと契約を果たし、再びNBAの舞台に戻ってきた。
現在オデンは25歳で、アスリートとしてのピークはまだまだ過ぎていない。ヒート3連覇に向けての大きな戦力となる可能性は十分にある。同じドラフト世代のケビン・デュラントよりも先に、チャンピョンリングを手にすることができるか?
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