ポポビッチHC、シモンズと間違えてT.ロスをヘッドロック
誰にだって間違いはある。
ホームチームの圧勝に終わった現地27日のオーランド・マジック対サンアントニオ・スパーズ戦でのこと。試合後のコートで両チームの選手やスタッフが握手を交わす中、グレッグ・ポポビッチHCは昨季までスパーズに在籍したジョナサン・シモンズにポポ流の労いの言葉をかけてからロッカールームに戻ろうと思ったのだろう。それらしきマジック選手に忍び寄り、突然ヘッドロックをかけるのだが、それはシモンズではなくテレンス・ロスだった。
https://twitter.com/DimeUPROXX/status/924098842433290242
ロスとシモンズは身長が同じくらいで、しかも2人ともフードをかぶっていたので、間違えるのも仕方ないだろう。ただロスにしてみれば、完膚なきまでに叩きのめした対戦相手のヘッドコーチから試合後にいきなりヘッドロックされて一瞬焦ったかもしれない。ロスのインスタグラムコメントによると、ポポビッチは人違いだとわかってから締める力をさらに強めたそうだ。
その後ポポビッチHCは、ちゃんと本物の元教え子を見つけてハグ。シモンズによれば、そこでポポビッチHCから「貯金するのを忘れぬよう」とアドバイスされたという。
昨季スパーズでブレイクし、今夏FAでマジックと3年/2000万ドルの契約を結んだシモンズは、今季5試合で14.0得点を平均。セカンドユニットのオフェンス・クリエイターとして活躍しており、27日のスパーズ戦でも17得点、4リバウンドで勝利に大貢献した。