レイカーズが“ショータイム”なファストブレイクを連発、アウェイ14連勝
ロサンゼルス・レイカーズが現地15日、ステートファーム・アリーナで行われたアトランタ・ホークス戦に101-96で勝利。連勝を7に伸ばし、今季成績をリーグ首位タイの24勝3敗に更新した。
この日のレイカーズは、合計で22ターンオーバーを出し、スリー成功数で31本中わずか5本と、決して絶好調ではなかったが、その一方でリバウンドやペイントエリア得点などインサイドゲームでホークスを圧倒。さらに80年代レイカーズの『ショータイム』を彷彿させるダイナミックなファストブレイクも何度か披露した。
まず第2Q序盤には、ラジョン・ロンドが見事なパス・フェイクでディフェンダーを煙に巻いてイージーレイアップ。すでにアリウープの体勢に入っていたレブロン・ジェイムスは、ロブパスが飛んでこなかったことへの抗議のためか、そのままロンドと一緒にジャンプしてレイアップをブロックする振りをした。
試合後レブロンはこのプレイについて、「パス・フェイクを入れられたから、ブロック・フェイクでお返しした」と説明している。
さらに第2Q終盤には、レブロンがノールックのビトウィーン・ザ・レッグでトレイルしてきたドワイト・ハワードにアシスト。スーパーパスを受けたハワードが強烈なワンハンドダンクを叩き込むと、敵地アリーナからは大歓声があがった。
この日の試合では、レブロンが32得点/13リバウンド、アンソニー・デイビスが27得点/13リバウンドをマークした。
アウェイ14連勝
これでレイカーズは今季ロードゲームで14連勝を達成。10月22日に行われたクリッパーズ戦以降は1度もアウェイで負けていない。
ロード14連勝は、1971-72レイカーズ(16)、1994-95ジャズ(15)に次いで、NBA史上で3番目の記録となる。
レブロンとカーター
この日の試合は、レブロンとビンス・カーターにとって最後の直接対決だった。カーターはすでに今季限りでの現役引退を宣言している。
ボックススコア:「NBA」