ウィギンスのクラッチプレーでウルブズがホークスの連勝をストップ
2015年新人王のアンドリュー・ウィギンスが、現地9日のミネソタ・ティンバーウルブズ対アトランタ・ホークス戦で、22本中15本のフィールドゴールを成功させ、シーズンハイの33得点を獲得。ウルブズがホークスの7連勝記録を終わらせ、シーズン成績を4勝2敗に伸ばした。
試合開始から攻守の両方ですべてがうまくいき、第3Q序盤で最大34点差を奪ったウルブズだが、そこからミスを連発して大失速。第3Qを42-21でアウトスコアされ一気に一桁点差に追いつかれると、第4Qに入ってもまったくリズムを取り戻せず、残り時間3分25秒でついにホークスに逆転を許してしまう。
記録的な大逆転負け寸前に陥ったウルブズは、そこからウィギンスがオフェンスをテイクオーバー。残り1分30秒までの約2分間で2本のカウント・ワンスロープレーを含む7連続得点を挙げ、チームを勝利に導いた。
この身体能力とハングタイム…。これでウィギンスは、ブルズ、ホークスの強豪チーム相手に2試合連続で30得点以上を記録。7日のブルズ戦でも、2点ビハインドで迎えた第4Q残り1分のクラッチタイムに、チームの士気を高める超ファインプレーを決めている。
ウルブズは他に、カール・アンソニー・タウンズが17得点、12リバウンドのダブルダブルをマーク。リッキー・ルビオは10得点、8アシスト、3スティールで貢献した。
一方のホークスは、ジェフ・ティーグが24得点/9アシスト、ポール・ミルサップが22得点/6アシストをそれぞれ獲得。球団史上最大のカムバック勝利まであと一息だったが、ラスト3分25秒でフィールドゴール7本すべてに失敗し1得点も挙げられなかった。
なおティーグは残り時間1分に、ファウルをもらえなかったフラストレーションからか、ネマニャ・ビエリツァの顔面にパンチを放つ姿がカメラにとらえられている。
審判は絶対に見てただろ…?ティーグに対して笛は鳴らなかったが、後日リーグから何らかの処分が下されることが予想される。
ボックススコア:「NBA」