【サンデーレポート Vol.8】1月13日~19日:ラプターズ3位浮上、ロケッツの新記録
NBA第12週のまとめ記事。
【Vol.8】NBA第12週 – 1月13日~1月19日
順位表(1月19日現在):
・「北朝鮮から帰国したロッドマン、アル中のリハビリ施設に入所」- CNN
イースト
・「ラプターズがイースト3位に」
トロント・ラプターズが今週3試合を2勝1敗で勝ち越し、イースタンカンファレンス3位に浮上した。あのラプターズが3位!6年ぶりのプレイオフ進出がかなり現実味を帯びてきた。しかも上位シードを狙える位置にいる。
シーズン開始から1カ月ほどは例年通りの悪成績だったラプターズだが、ルディ・ゲイのトレードから状況が一気に好転。トレード前の19試合は7勝12敗だったのに対して、トレード後の19試合は13勝6敗と大きく勝率を伸ばした。
一方でサクラメントに移籍したゲイも、シュート成功率が38.8%から51.4%に上昇。得点やフリースロー成功率も伸びており、ラプターズ時代とは見違えるほど調子を上げている。やはりチームのシステムに選手が合う/合わないは大きいらしい。
・「ヒート、ホワイトハウスを訪問」
2013年にNBAを制したマイアミ・ヒートが14日、ホワイトハウスを訪問し、バスケ好きで知られるオバマ大統領から歓迎を受けた。
イーストルームで開かれた式典では、大統領が「27連勝記録」や「2連覇」など昨季のヒートの功績を事細かに賞賛。また、「残りのシーズンも(ヒートの)成功を祈っている…、ブルズとの試合以外では」とさりげなくブルズファンをアピールしたり、「バードマン(C.アンダーセン)のタトゥーやモヒカンもチームに貢献した」と冗談を飛ばしたりしながら、会場から笑いを取っていた。
ヒートは、大統領の名前が書かれた優勝記念トロフィーを贈呈。さらに、「POTUS 44」(President of the United Statesの頭文字 + 44代目)と背中に入ったオバマ大統領専用のヒートユニフォームをプレゼントした。
さすがにこの日はアンダーセンもビシッとスーツで正装。
NBAの優勝チームは毎年ホワイトハウスに招待されている。
ウェスト
・「デュラントが54得点でキャリアハイ更新」
オクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラントが17日のウォリアーズ戦で、今季リーグ最多となる54得点を獲得した。これはデュラントの自己キャリアベストでもある。内訳は、2点フィールドゴール14本、スリーポイント5本、フリースロー11本。
この日3得点をあげたチームメイトのニック・コリソンは、試合後に「57という数字がキーだ」とツイート。
57 is the number. Ive always said whenever @KDTrey5 and I combine for 57 we have a great shot to win.
— Nick Collison (@nickcollison4) 2014, 1月 1
「57という数字がキーだ。いつも言っているのだが、僕とデュラントの合計得点が57点のときは大体勝てる」
– ニック・コリソン
・「ロケッツがNBA新記録」
16日のロケッツ対サンダーの試合で、ちょっと不名誉な新記録が生まれた。この日のロケッツは前半だけで73得点を獲得するも、後半はたったの19得点。この54点という前後半の得点落差は、NBA史上最も大きい数字となる。
前半のFG成功率は56.5%で、後半は19.4%。ロケッツは前半の14点リードをひっくり返され、104対92で敗北した。
この試合では、もうひとつ奇妙なことが起こった。片方のゴールでは両チーム合計で30本中18本のスリーが成功したのに対して、反対側のゴールでは29本中0本だったのだ。もしかして、ひとつのゴールが呪われてたとか?
画像いろいろ
1.ヒートメンバー、オバマ宅でリンゴパーティー
2.2014年オールスターのユニフォームは半袖に決定
3.ジョーダン、1985年:イタリア
動画いろいろ
1.デュラントの54得点ハイライト
2.ポール・ジョージ、360ウィンドミルダンク
3.ジョン・ウォール、スーパーサーカスショット
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