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Published on 1月 27th, 2016 | by Tunaパスタ

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ウォリアーズが30点差でスパーズを一蹴

現地25日にオラクルアリーナで行われたサンアントニオ・スパーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズのリーグ2強対決は、ウォリアーズがすべてのクォーターをアウトスコアして120-90で圧勝。ホーム無敗記録を維持し、スパーズに今季最大点差での敗北を与えた。

おかしいな?噂では、今季レギュラーシーズンいちの大接戦、最強のオフェンスと最強のディフェンスの壮絶なバトルが見れると聞いていたんだけどね…。

蓋を開けてみれば、見事なまでのワンサイドゲーム。グレッグ・ポポビッチHCは試合後のインタビューで、「タフネスやアグレッシブさに関して言えば、大人と子供が試合をしているようだった」とウォリアーズのパフォーマンスを称えた。

「スパーズのGMがロッカールームにいなくて良かった。もしいたら私は解雇されていたかもしれない」
– グレッグ・ポポビッチ

やはり最大の問題は、ステファン・カリーとかいうバグだ。スパーズは試合を通して、何をやってもMVPを止められず、ディフェンスを無茶苦茶に掻き回された。

序盤にマッチアップしたトニー・パーカーは、まったくカリーの動きについていけない:

▼3Pラインからこの距離でスクリーンをアンダーできないとか反則

▼エレベーターからカリーのスリー

パティ・ミルズやジョナサン・シモンズはフルコートでプレッシャーをかけつつ、アグレッシブなディフェンスで対抗するも、とにかくカリーのスキルが高すぎる。

かといってピック&ロールでダブルチームに行けば、今度はドレイモンド・グリーンの餌食に:

試合開始から6分でカリーに10得点、3スティール、2アシストを奪わた後、カワイ・レナードがカリーにスイッチ。しばらくウォリアーズをスローダウンさせることに成功するが、それも長くは続かない。

▼DPOYをオフボールでアンクルブレイク

一方のスパーズは、序盤からウォリアーズのアップテンポな試合展開に引きずり込まれてミスを連発。最初のクォーターだけで8ターンオーバーを記録し、そこから何度もイージーな得点を奪われる。

それでも第1Q終了時点で6点ビハインドと、何とか僅差で食い下がることができたが、巻き返しを図る最大のチャンスになるはずだったカリーがいない時間帯までアウトスコアされる始末。スパーズディフェンスの強みのひとつは、ペリメーターでのボールディナイとプレッシャーだが、ウォリアーズはバックドアカットで見事にカウンターし、オーバープレー気味の守備を切り崩した。

またスパーズにとって問題となったのは、パーカーのミスマッチ。ハイ/ローポストでパーカーがドレイモンドやアンドレ・イグダーラにポストアップされた際に、レナードがマークマンをゴール下にほったらかしにしてヘルプに走るというミスを犯し、その結果レイアップを許してしまうという場面がいくつかあった。

こうしてスパーズは後手に回ったまま、第2Q中盤にカリーが戻ってくるとさらに点差を拡大され、62-47の15点ビハインドでハーフタイムに突入。前半の62失点はハーフにおける今季チーム最多となる。

後半に入ると、開始からラマーカス・オルドリッジとカワイ・レナードの連続フィールドゴールにより、10点差まで詰め寄ったが、そこからカリーがクォーター18得点と大爆発。第3Q終了時点で95-66の29点差となり、大注目が集まった世紀の一戦は第4Qがガベージタイムという形で早々と決着がついた。

Q1 Q2 Q3 Q4
SAS 23 24 19 24 90
GWS 29 33 33 25 120

ウォリアーズは、9本中6本のスリーを沈めたカリーが、28分の出場で37得点、5スティール、1ターンオーバーを記録。今季リーグダントツトップを誇るスパーズのディフェンスを完全に破壊した。もうそろそろMVP確定でもいいと思う。

他には、ドレイモンド・グリーンが11得点、9リバウンド、6アシストと、いつも通りのオールラウンドゲームを披露。ショーン・リビングストンがFG成功率100%で13得点、同じくベンチ出場のブランドン・ラッシュが13得点を挙げた。

敗れたスパーズは、最初の3クォーターで二桁得点に到達したのが、レナード(16得点)とデイビッド・ウェスト(12得点)の2人のみ。パーカーは攻守で居場所がなく、ダニー・グリーンはオフェンスでほぼ透明人間状態、オルドリッジは徹底的にドレイモンドに抑え込まれた。

ゲームスタッツ
  • GSW: FG85本中44本成功、31アシスト、21ターンオーバー
  • SAS: FG74本中31本、21アシスト、25ターンオーバー

スパーズはターンオーバー数がアシスト数を上回るという大失態。さらにペイントエリア得点で52-36と圧倒され、スパーズのアドバンテージになると予想されたベンチ得点でも53-49と競り負けた。まさに完敗だ。

「ダ、ダンカンがいなかったからノーカウントだね」と言いたいところだが、仮にダンカンが出場していても結果は同じだっただろう。まだ敵地での1試合を終えただけとはいえ、もしかすると想像以上にウォリアーズとの相性が悪いかもしれない。ただ、試合序盤でウォリアーズのペースと球場の熱狂的な雰囲気にのまれた際に、ダンカンのベテランリーダーシップが欲しかった。

なおスパーズが30点差以上で大敗を喫した例は、ダンカンのNBAデビュー(1997年)以降で今回が10回目となる。

ボックススコア:「NBA

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いつもたくさんのコメントをありがとうございます。最近、返信が遅くなっており、申し訳ありません…



  • ああきら

    今回のSAS対GSWの記事がアップされるのを待っていました!いかにスパーズがゴールデンステイトを苦しめるのか楽しみにしていたんですが、正直がっかりでした。CHA対SACの方がよっぽど興奮する展開になりましたね。
    レナードですら抑えられないとしたら誰がカリーを止められるのでしょうか…トレードでもなんでもしてなんとかイグダーラをマッチアップさせれば…笑 現状を見るとゴールデンステイトの強さは飛び抜けすぎてるように感じますね。
    そしてヒートファンなので連敗が止まって良かった!是非今季のウェイドのクラッチタイムの活躍を記事にしてください!笑

    • 私も第4QからCHA対SAC戦にチャンネルを変えました笑
      カリーは止められないですね。調子が悪いことを祈るしかなさそうです。それよりも、ドレイモンドのプレーメイキングをどうにかして抑えるのが第1の課題かなと思いました。次の対戦では、ここまで酷いことにはならないはず…。

      最後の方しか見ませんでしたが、ブルズ戦でガソルの上から決めたウェイドのクラッチショットは凄かったですね!ヒートは怪我人続きで失速気味なのが残念です。

  • ゆうき

    アッハッハッハ笑いが止まらないですよええ苦笑いがね…あれなんだろ涙も止まらねぇや(T-T)無理だ…カリーこれ下手したら得点王、SMVP,ASMVP,FMVPのシャック以来の四冠あるかも

    • ホームなら絶対に勝てる!!…はずだと思いたい。少なくとも、今回ほど酷い試合はないと思います。
      今季のカリーは、オフェンス面でジョーダンレベルの活躍ですね。MVPはすでに確実でしょうし、もっとウォリアーズに接戦が増えて頻繁に第4Qまでプレーするようになれば、得点王も固そうです。ASMVPは、1992年のマジックのようにコービーに花を持たせることになりそうな気も…。

  • もり

    ダンカン抜きとはいえここまでSASがコテンパンにされるとは(^-^;
    ホントにカリーはもう別次元ですね(^-^;
    今のGSWを見ると、DETはどーやってこれに勝ったのかとおもいます

    • 本当にコテンパンでしたね…。カリーのシュートレンジは反則です!

  • 龍 辰巳

    さすがに30点差は予想外でした。
    カリーは本当に、デタラメにレンジが広い上にリリースも早いときているので、さしものレナードも普段のストッパーぶりを発揮できませんでしたね。オフボールでアンクルブレイクされてポンプフェイクにも引っかかるレナードなんて対カリーでしか見られないであろう、ある意味貴重なことですね。笑
    チームとしてもイージーバスケットをかなり決めてきたウォリアーズ、やはり優勝の最有力候補ですね。

    昨ファイナルほんの2試合とはいえ、カリーのリズムを乱したデラヴェトバの仕事ぶりの凄さを実感します。今年のウォリアーズの4敗の内訳を見ても、やはり各チームの対ウォリアーズ至上命題は、ストップ・カリーとインサイドの制圧、そしてセカンドユニット対決でのアウトスコアという3点になりそうですね。ベンチからイグダーラとスペイツが出てくるなんて反則ですが、それでもウォリアーズのベンチ得点を抑えないと、カリーの分だけ引き離されますものね。笑

    戦力的な分厚さでまずウォリアーズに匹敵できる数少ないチームであるスパーズとキャブスには、プレーオフまでに是非とも対策を見つけ出して欲しいものです。

    • いやー、ボコボコにされてしまいました笑
      ウォリアーズは本当に弱点がないというか、選手全員がアンセルフィッシュでスマートです。しかもスモールボールとペース&スペーシングバスケの完成形でありながら、ポストアップできるプレーヤーがすごく多いんですよね。この試合では、トニー・パーカーのミスマッチをポストアップで徹底的に突かれてしまいました。それでレナードもオーバーヘルプしてしまい、守備のローテーションが乱れまくりです。
      とにかくパーカーを隠せる場所がバルボサくらいしかありません。レナードがカリー、グリーンがトンプソンというマッチアップがベストだとは思いますが、パーカーにバーンズを任せるのも厳しそうです。

      この日のスパーズは序盤からウォリアーズのペースにのまれて浮き足立っていました。こういう時に、ローポストのアイソで冷静にペースをスローダウンできるダンカンのリーダーシップが欲しかったです。

      まあ今回のように第1Qだけで8ターンオーバーとかいう酷い試合は今後ないはずなので(と思いたい…)、本拠地でどんな風に戦えるのか楽しみです。

  • ななし

    ブラット「俺なんで解雇されたんだろう」

  • かーめろたけそにー

    デ、デラベドバをなんとしてもトレードで引っ張ってくるしかないですね……

    • 今季はデリーも完全に攻略されてしまった感じなので、ピストンズのコールドウェル・ポープが欲しいです…

  • 竹ダンカン

    試合後、オルドリッジは自分のSNSアカウントを消してしまいました…。不要な物は切り捨てバスケに集中するという気合の現れなら良いんですが…(¯―¯٥)
    屈辱的な負けをしても、次のリベンジマッチで必ず勝つのがスパーズだと思っています!次のGSW戦に期待してます!gospursgo!

    • sw

      まあ、あそこまで抑え込まれたら、消したくもなりますね(笑)
      おそらく次も同じでしょうが(^_−)−☆

      • 竹ダンカン

        次は勝つに56328426ペソ!

        • sw

          GSWが勝つの方に、66兆2000億(^_−)−☆

          • 竹ダンカン

            66兆2000億(^_−)−☆口座に振り込んどいてね!♪

    • オルドリッジはTwitterアカを消しちゃいましたね。ただ本人いわく、ウォリアーズ戦は関係なく、シーズンに集中したかったからだとか。移籍後にスタッツが下落して、くだらないアンチも多かったと思うので、わざわざネガティブな意見を目にする必要はないというのはいい判断だと思います。次のロケッツ戦では、最高のパフォーマンスをみせてくれました。3月のホーム戦でリベンジですね!

  • 36s

    tunaさんの言うとおりカリーが止められないんですよね。
    レナードぶつけ続けるしかないと思うんですが。
    とりあえずまずはTOを減らすのが先決でしょう!!
    ホーム連勝記録は伸ばす!!

    しかしぼろ負けだというのにポポのコメントwww

    • もうカリーは不調を祈るしかなさそうですね。今回のようにスリー成功率60%超えみたいなパフォーマンスは続かないと思いますし…。
      確かにターンオーバーからの失点が痛かったですね。レナードは、常にカリーかグリーンのどちらかに付けるのがベストなのかもしれません。

  • kurokami(RAIJU)

    こいつあやられましたね…キャブズ共々完敗っすな…。

    カリー、グリーン辺りがすでに壊れ実力なのにも関わらずベンチからイグダーラて…反則技でしょう(笑)

    先程WOWOWのNBA情報+を観てキャブズの惨敗に泣けてきましたがスパーズも完全にディフェンスを粉砕されましたね…。

    レナードでさえもカリーを止めきれずやり方を変えればそこにはグリーン…どうやって勝てと…。

    なんか本当に策を練らないとキャブズもスパーズもいいようにやられてしまいますな…。

    とりあえず1月30日スパーズ戦…勝つ!

    30日にはダンカン出るんでしょうか…?

    出てほしいなあ。

    • 30日の試合はマイスパーズがキャブスにボコボコにされてしまいました。楽しみにしていたのですが、またワンサイドゲームだったので残念です。まだ判断するのは少し気が早いかもしれませんが、ブラットHCの解雇以来、キャブスはパフォーマンスがすごく良くなったような…。

      まずラブのボールタッチがだいぶ増えてきた印象です。アービング復帰以降はスポットアップシューターみたいな使われ方でしたが、30日のスパーズ戦ではラブをフロアの中心において攻撃の軸にするようなポゼッションが多かったです。オフェンス面では本当に万能な選手なんだと、改めて思わされました。

      それからレブロンも、アイソレーションでボールを受けてそこからプレーメイクするといういつものパターンではなく、オン/オフボールの両方でとてもアクティブに動き回っていました。ヒート時代もそうでしたが、カッターとしてのレブロンは止めるのがほぼ不可能なんですよね。

      ただ一つ気になったのは、レブロンのシュートフォームです。最近はジャンプショットを打つ際に背中が後ろに反りすぎているような印象で、すべてフェイダウェイみたいになっています。どうしちゃったんでしょうかね?

  • ぐりん

    ようやく試合を見れましたー

    オルドリッジがあそこまでグリーンに抑えられるのは意外でした・・・

    身長はオルドリッジに歩がありますがパワー負けしてましたね

    ミスマッチなのでポストの1オン1でゴリゴリいきたくなる気持ちはわかりますが、それが裏目に出ましたねぇ

    パワー負けして体制崩したシュートが多かったように思います。

    結果論ですが、オルドリッジの場合いつもどおり得意のミドルレンジジャンパー主体のほうが身長差を活かせて楽に点が取れそうなので次回に期待ですね♪

    カリーストッパーは・・・・懐かしのボウエン先生を召喚して特訓するしかないですな

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