アンソニー・デイビスが球団新記録の10ブロックでトリプルダブル達成
ニューオリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスが、現地11日に行われたユタ・ジャズ戦で25得点、11リバウンド、10ブロックを記録。試合には敗れたものの、キャリア6シーズン目で初のトリプルダブルを達成した。
10ブロックはデイビスにとってキャリアハイであり、ペリカンズの球団史上最多記録。ブロックでトリプルダブルを達成したのは、2016年2月のハッサン・ホワイトサイド以来初となる。
▼11日はデイビスの25歳の誕生日
デイビスが攻守で奮闘を見せ、第3Q中盤で9点リードを奪ったペリカンズだったが、そこからジャズはドノバン・ミッチェルがゾーンに入り猛反撃を展開する。
ミッチェルは第3Q残り5分から第4Q終了の17分間だけで25得点をあげ、完全に試合をテイクオーバー。ペリカンズはラジョン・ロンドやドリュー・ホリデー、イートワン・ムーアが交代でミッチェルをガードしようとしたが誰も止められず、ジャズが59-33でゲームを締めくくり、敵地で逆転勝利を収めた。
▼終盤のミッチェル
連勝を6に伸ばしたジャズは、リッキー・ルビオが30得点、10リバウンド、7アシスト、ミッチェルが27得点をマーク。さらにジョー・イングルズが20得点、ルディ・ゴベアが19得点/16リバウンドと先発メンバーが大活躍した。1月22日の時点で19勝28敗と大きく負け越していたジャズだが、その後の20試合で18勝をあげ、ウェスト9位のデンバー・ナゲッツに並んでいる。
敗れたペリカンズはデイビスの他に、ホリデーが18得点、10アシストのダブルダブルを記録。これでウェストは4位と10位の差がわずかわずか1.5ゲームとなった。
▼現地3月11日時点の西3~11位
シーズン残り1カ月でこれだけ多くのチームがプレイオフの椅子を争うのは一体いつぶりだろう。どのチームが脱落するのか全く予想がつかない。
なおキングス、マブス、サンズ、グリズリーズの4チームは、すでにポストシーズン不参加が確定している。
Image by Keith Allison
ボックススコア:「NBA」