エア・ジョーダン復刻版リリースでショップがカオスに
バスケットボールシューズはただの靴だ。基本的に短期間で履き潰す消耗品だ。しかしそこに「ジャンプマン」のロゴが入っただけで、頭のネジが飛んでしまう人たちがいるらしい。
「NIKE AIR JORDAN XII」(タクシー)のオリジナルカラーレトロモデルがリリースされた14日、米オハイオ州コロンバスのシューズショップ「Champs Sports」にスニーカー好きの群衆が押し寄せ、開店と同時の猛ダッシュで正面の自動ドアが破壊されるという異常なハプニングが起こった。しかもこの日、お店は新作ジョーダンの現物ではなく、 商品引換券を配っていただけだったのだ。
この騒ぎのせいで、ショップは地元の警察隊に応援を要請する事態に。幸いにも、客や従業員に怪我人はなかったという。同店舗では、来週スニーカーを入荷する予定で、価格は$170ドル。
エア・ジョーダンのリリースが騒動に発展したのは、今回が初めてではない。2011年12月に「エア・ジョーダン11」の復刻版が発売された際には、店舗破壊や乱闘など暴動さながらの騒ぎが米各地のショップで起こり、逮捕者まで出たほどだった。
参考記事:「Bleacher Report」