オルドリッジのキャリアハイ得点でスパーズ6連勝
シーズン山場で獅子奮迅の活躍を続けているサンアントニオ・スパーズのラマーカス・オルドリッジが、現地23日にAT&Tセンターで行われたユタ・ジャズ戦で45得点、9リバウンドをマーク。リーグ屈指のディフェンダーであるルディ・ゴベア相手にレギュラーシーズンの自己最多得点記録を更新し(プレイオフの最多得点はブレイザーズ時代の46得点)、チームをオーバータイムでの勝利へと導いた。
この日のスパーズは、オルドリッジやマヌ・ジノビリ、パティ・ミルズの奮闘で、第4Q残り5分30秒に8点リードを奪うも、ジャズに7-0のランで反撃され、残り3分で同点に追いつかれる。そこからオルドリッジとジノビリが交互にクラッチショットを決めて再び突き放そうとするが、対するジャズは、それまでやや不調気味だったドノバン・ミッチェルが覚醒。ミッチェルはラスト2分間で11得点をあげ、残り時間3秒には試合を延長戦に持ち込むスリーを沈めた。
▼マヌのレイアップで勝利かと思いきや
▼ミッチェルが大爆発
OTに入るとオフェンスが失速し、残り3分を切ったところで3点差をつけられたスパーズだが、ミルズのジャンプショットで息を吹き返すと、ルディ・ゲイとオルドリッジが連続でオフェンスリバウンドからレイアップをねじ込み逆転に成功。最後の2分間はジャズのフィールドゴールを0本に抑える好守備を見せ、今季初のオーバータイム戦を乗り切った。
▼45得点はスパーズ移籍後で最多
連勝を6に伸ばしたスパーズはオルドリッジの他、ミルズが25得点、ジノビリが18得点、ゲイが15得点を獲得。シーズン成績を43勝30敗とし、ウェスト6位の座を維持した。
もしスパーズが今季残りで7勝2敗をあげることができれば、19シーズン連続での50勝到達となる。残り9試合中6試合がプレイオフチームとの対戦、5試合がロードゲームと、厳しいスケジュールではあるが、今の調子なら決して不可能じゃない。
一方で敗れたジャズ(41勝32敗)は、ミッチェルがチームハイ35得点、リッキー・ルビオが20得点/9アシストを記録した。
ボックススコア:「NBA」