【ハイライト】7フッターのアレクセイ・ポクシェフスキーが華麗すぎるムーブを披露
2020年NBAドラフト全体17位指名からオクラホマシティ・サンダーに入団したセルビア出身のアレクセイ・ポクシェフスキー。身長213cmながらオンボールでピック&ロールの指揮までこなせるポジションレスな選手だ。
ルーキーシーズンだった昨季は、スタッツの面であまり良い結果を残せなかったものの(平均8.2得点、FG成功率34.1%)、パサーやショットブロッカーとして高いポテンシャルを感じさせるプレイを何度も披露。現地10月14日に行われたデンバー・ナゲッツとの2021-22プレシーズンゲームでも、僅差で迎えた第4Q終盤に7フッターとは思えない軽快なムーブから得点を決めた。
まずスティールを狙うディフェンダーをかわし、そこからドライブのモーションでヘルプDを引き付けると、左手でレッグスルーからコーナーのチームメイトにビハインド・ザ・バックのノールック・パス。そのまま絶妙なタイミングでゴール下へとカットし、リバースレイアップをねじ込んだ。
まるでハーレム・グローブトロッターズの試合でありそうなワンシーン。7フッターらしからぬ華麗なムーブに、敵チームのベンチもざわついている。
現在19歳のポクシェフスキーは、ナゲッツが2020ドラフトで1巡目指名権2つを犠牲にトレードアップして獲得した選手。同じセルビア出身で2021MVPに輝いたニコラ・ヨキッチよりも身長が高い。ここからヨキッチのようにスターとして大ブレイクできるか、今後の成長が楽しみな若手だ。
▼2020-21シーズンのPOKUハイライト
なおこの日のポクシェフスキーは、ベンチから38分の出場でチーム最多の22得点をマーク。OKCは他に、新人のジョシュ・ギディーが13得点/9リバウンド/8アシスト、タイ・ジェロームが16得点/7アシストで奮闘するも、オーバータイムの末にナゲッツに敗北した。
ボックススコア:「NBA」