アンソニー・デイビスが古巣初凱旋で41得点
NBAでは現地27日、スムージー・キング・センターでロサンゼルス・レイカーズとニューオリンズ・ペリカンズが対戦。オフシーズンにレイカーズへとトレード移籍したアンソニー・デイビスにとって、デビューから7シーズンを過ごしたニューオリンズへの初凱旋試合だった。
この日のデイビスは古巣のフロアで37分プレイし、自己シーズン最多となる41得点で大暴れ。試合中はボールを触る度にブーイングに晒されたが意に介さず、30本中15本のFGと12本中10本のフリースローを沈める。
▼もちろんイントロからブーイング
この試合でデイビスが記録した41得点は、古巣チームとの初対戦の得点としては歴代最多とのこと。さらにデイビスは、2点差で迎えた第4Q残り4秒にペリカンズのインバウンドパスをスティールして勝利を確実にする超ファインプレイを決めた。
▼古巣との初対戦での得点記録
「チームメイトたちがずっと『AD、心配するな。この試合には勝つから。何とかして君のために勝利するから』と声をかけてくれた」
▼試合後には元チームメイトのドリュー・ホリデーとユニフォーム交換
「僕たちにはオフコートでの友情関係があり、それはどんな環境にいてもずっと変わらない。楽しい夜だったよ。みんなは僕がニューオリンズへの復讐心に燃えていたとか思っているみたいだけど、僕は誰に対しても敵対心なんて持っていない。今の状況にハッピーだし、それは彼らも同じ。僕たちはただバスケットボールをプレイしているだけだ」
– アンソニー・デイビス
この日のレイカーズは試合の大部分でペリカンズに主導権を握られ、第3Q終了時で10点ビハインドを背負っていたが、最終ピリオドにレブロン・ジェイムスがステップアップして猛反撃。第4Qを35-21で上回って逆転し、連勝記録を9に伸ばした。
デイビスの他には、レブロンが29得点、11アシストのダブルダブルをマーク。第4Qだけで15得点/5アシストと圧巻のクラッチパフォーマンスだった。
敗れたペリカンズは、ホリデーが29得点、ブランドン・イングラムが23得点/10リバウンドのダブルダブルをあげている。
ボックススコア:「NBA」