アンソニー・デイビスが40-20ダブルダブルで記録的パフォーマンス
ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスが現地29日、本拠地ステイプルズ・センターで行われたメンフィス・グリズリーズ戦で40得点、20リバウンドをマークする大暴れを見せた。
試合前は肩の痛みで出場が危ぶまれていたこの日のデイビスだったが、そんな不安とは裏腹に、第3Q終了までのわずか30分の出場で「40-20」を達成。フィールドゴール17本中7本とフリースロー27本中26本を決めた。1試合のフリースロー成功数26本はレイカーズの球団最多記録であり、デイビスのキャリアハイでもある。
▼第3Qはピリオド20得点!
「40-20」はトリプルダブルよりもレアなスタッツで、デイビスにとってはキャリア4回目。過去10年のNBAではデイビスを含め、デマーカス・カズンズ(3回)、ドワイト・ハワード(1回)、カール・アンソニー・タウンズ(1回)、ジョエル・エンビード(1回)の5選手しか達成者がいない。
またレイカーズ選手としては、2003年のシャキール・オニール以来初の快挙。デイビスはレイカーズ球団史上で6人目の「40-20」達成者となった(エルジン・ベイラー、ウィルト・チェンバレン、カリーム・アブドゥル・ジャバー、ジョージ・マイカン)。
▼歴代NBA「40-20」ランキング
プレイヤー | 回数 | |
1 | ウィルト・チェンバレン | 229回 |
2 | エルジン・ベイラー | 34回 |
3 | ボブ・ペティット | 21回 |
4 | ウォルト・ベラミー | 15回 |
4 | エルビン・ヘイズ | 15回 |
▼レイカーズの40-20達成者
連勝を3に伸ばしたレイカーズ(3勝1敗)はデイビスの他、レブロン・ジェイムスが23得点、8アシストをマーク。試合は第3Q中盤まで接戦だったが、そこからレイカーズが22-0のランで一気に突き放した。
敗れたグリズリーズ(1勝3敗)は、ルーキーのジャ・モラントがチームハイの16得点をあげている。
ボックススコア:「NBA」