レイカーズにさらなる試練、アンソニー・デイビスが膝の怪我で4週間の戦線離脱へ
将来的に殿堂入り間違いなしのビッグスリーを有しながらも、怪我やコロナの影響で開幕16勝14敗と勢いに乗れていない2021-22シーズンのロサンゼルス・レイカーズ。クリスマスゲームを目前に控え、さらなる試練に晒されることとなった。
現地メディアの報道によると、オールスターのアンソニー・デイビスが膝の負傷によりしばらくチームを離れることが確定。復帰時期は少なくとも4週間後になる見込みだという。
デイビスが負傷したのは、現地17日に出場したミネソタ・ティンバーウルブズ戦の第3Q。ウルブズのジェイデン・マクダニエルズが転倒した際、不運にもデイビスの左足が巻き込まれてしまった。
デイビスは膝に強い痛みを訴え、そのまま試合を途中退場。翌日に受けたMRI検査の結果、左ひざの内側側副靭帯挫傷と診断された。
スタッフに支えられながらフロアを後にしたデイビスだが、激痛に耐えきれなかったのか、ロッカールームに戻る途中のトンネルで転倒。そのシーンがライブ中継されたため、残りシーズン全休レベルの深刻な怪我すら懸念されたが、結果的に1カ月程度の離脱で済みそうなのは朗報と言えるかもしれない。
今季のデイビスは、27試合の出場で23.3得点、9.9リバウンド、2.0ブロックを平均。上々なスタッツを記録しているものの、その一方でスリー成功率17.9%とジャンプショットのリズムを掴めておらず、無双していた”オーランドバブル”での2020プレイオフのパフォーマンスと比較すると物足りない印象だ。
デイビスのシューティングスランプは、チームの+/-にも表れている。ESPNによると、今季のレイカーズはレブロン・ジェームズがフロアにいる時間帯では大部分でプラスだが、デイビスがソロの時間帯(レブロンがオフ)では500分で-52点と負け越している。
参考記事:「ESPN」