アルゼンチンが予選ラウンド最終戦で日本に勝利、準々決勝進出の8組が決定
東京オリンピック男子バスケットボールでは8月1日、アルゼンチンと日本がトーナメント進出最後の1枠をかけたグループC予選の最終試合を対戦。アルゼンチンが97-77で日本を下し、予選突破を決めた。
この日の試合では、アルゼンチンが終始主導権を掌握。大ベテラン41歳のルイス・スコラがゲームハイ23得点/10リバウンド、PGのファクンド・カンパッソ(ナゲッツ)が17得点/11アシスト/7リバウンドとそれぞれダブルダブルをマークしてチームを勝利に牽引した。
予選3連敗で敗退となった日本は、馬場雄大がチーム最多の18得点、渡邊雄太が17得点/9リバウンド、八村塁が13得点/11リバウンドのダブルダブルを記録。
チーム合計でスリー26本中6本と外のシュートが壊滅的だったものの、前半を僅差で食い下がり、第3Qにも何度か一桁点差まで巻き返す健闘を見せたが、日本が勢いに乗ろうとする度に、アルゼンチンはスリーなどから手堅く得点を決めてペースを維持した。
ベスト8決定
これでアルゼンチンは、オリンピック5大会連続で決勝トーナメントに進出。「黄金世代」と呼ばれたマヌ・ジノビリ率いる2004年アテネ五輪でのチームは、準決勝でチームUSAを撃破して金メダルを獲得と、バスケットボール史に残る伝説を作った。ルイス・スコラは、その当時からのアルゼンチンの主力メンバーだ。
東京五輪の男子バスケットボールではアルゼンチンの他、アメリカ、スロベニア、フランス、ドイツ、オーストラリア、スペイン、イタリアがトーナメントに出場。準々決勝の4試合は8月3日に行われる。
ボックススコア:「FIBA」