アロン・べインズがスリー9本成功、サンズの球団最多タイ記録!
フェニックス・サンズのセンター、アロン・べインズが現地6日、トーキング・スティック・リゾート・アリーナで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦で自己ベストの37得点、16リバウンドの大活躍を見せた。
この日のベインズは、なんと14本中9本の3ポイントショットに成功。1試合でのスリー9本成功は、2004年のクエンティン・リチャードソンと2011年のチャニング・フライに並ぶ、サンズの球団最多タイ記録となる。
2シーズン前にボストン・セルティックスに移籍するまでは、NBAキャリア5年間で1本しかスリーを決めたことのなかったベインズが、こんな記録を残すことになるなんて一体誰に予想できたか?
しかもスポットアップやピック&ポップからのショットだけじゃない。第1Qには、デイミアン・リラードの上からワンドリブルの華麗なステップバックでスリーを決めた。
▼は?
▼ベインズのキャリアハイ
ベインズは試合後、ボストン・セルティックスのブラッド・スティーブンスHCのおかげでスリーポイントショットを打てるようになったと感謝のコメントを残した。
「ゴーサインを与えてくれたブラッド・スティーブンスに感謝したい。彼のおかげで、3Pラインの外まで飛び出してショットを打つ自信を持てるようになった」
今季のベインズは、40試合のトータルで150本中54本の3ポイントショットに成功。FGアテンプトの4割以上がスリーとなっている。サンアントニオ・スパーズ在籍当時では考えられなかったショットセレクションだ。
ベインズの進化:
▼スパーズ3年目
▼今季サンズ
ブルック・ロペスと同じように、ベインズもインサイド重視の典型的なセンタータイプからストレッチ5へと進化を遂げている。ちなみに、1試合で30得点/15リバウンド以上をマークしつつ、9本のスリーを沈めた選手は、NBA史上でベインズとジェイムス・ハーデンしかいない。
ベインズのキャリアナイトにより、サンズは127-117でブレイザーズに勝利。ウェスト8位のメンフィス・グリズリーズまで6ゲーム差に迫った。
ボックススコア:「NBA」