ブレイザーズが2018年サマーリーグ制覇
NBAでは現地7月17日、ラスベガス・サマーリーグ2018のファイナルが行われ、昨年と同じくポートランド・トレイルブレイザーズとロサンゼルス・レイカーズブレイザーズが対戦。ブレイザーズが91-73で圧勝し、レイカーズの2連覇を阻止した。
決勝戦でのブレイザーズは、NBA復帰を目指すKJ・マクダニエルズが、ベンチスタートから20分の出場でゲームハイの17得点、7リバウンドをマーク。マクダニエルズは勝利に最も貢献したとして、サマーリーグのファイナルMVPに選出された。
▼決勝ハイライト
サマーリーグMVPはLALのハート
2018年サマーリーグのMVPには、準優勝チームのレイカーズから、2年目ガードのジョシュ・ハートが選出。ファイナルではFG12本中わずか3本成功と精彩を欠き、試合残り時間4分45秒に2つ目のテクニカルファウルで退場となったが、準決勝までの6試合では平均24.2得点、5.2リバウンド、1.5スティールと大活躍してチームを引っ張った。
▼新チームメイトのレブロンもハートのMVPを祝福
オールNBAサマーリーグのファーストチームにも選ばれたハートは、ディフェンスやリバウンドに強いガードで、スリーも打てる(昨季は3P成功率39.6%)。もしレイカーズが、キャブスと同じくレブロン・ジェイムスを主にポイント・フォワードの司令塔として起用するのであれば、KCPのバックコートコンビとして、ロンゾ・ロンドよりも相性がいいのかもしれない。ただ「レブロンはオフボールでのプレイを増やしたがっている」という噂も出ているので、少なくとも開幕時にハートが先発の座を獲得することはなさそうだが…。
なおハートの他には、ブルズのウェンデル・カーターJr.、ニックスのケビン・ノックス、キャブズのコリン・セクストン、バックスのクリスチャン・ウッドが2018オールNBAサマーリーグ・ファーストチームに選出されている(ハートとウッド以外は新人選手)。
▼ジョシュ・ハートのSLハイライト
ハートはレイカーズのカワイ・レナード獲得のためのトレード要因の一人になるのではとささやかれていたが、レナードのラプターズ行きが決まったのでその心配もなくなった。
ボックススコア:「NBA」