ブルズがシーズン無敗のジャズを撃破、デローザンは移籍後初の30得点超え
2021-22シーズン開幕から12日目となる現地10月30日、ついに無敗のチームがゼロになった。
2日前に自身の開幕連勝記録を止められたばかりのシカゴ・ブルズは、30日にユナイテッド・センターで行われたユタ・ジャズとの試合に107-99で勝利し、今季成績を5勝1敗に更新。開幕から負けなしだったジャズにシーズン初黒星をつけた。
この日のブルズは、デマー・デローザンが22本中13本のFG成功から32得点をマークと、移籍後でベストパフォーマンスを披露してチームを牽引。第4Q中盤の17点リードから残り時間2分でジャズに5点差まで巻き返される危うい場面もあったが、デローザンのジャンパーとニコラ・ブーチェビッチの2連続フィールドゴールで何とか立て直し、最後までリードを維持した。
▼デマー&ラビーンで58得点
デローザンの他には、ザック・ラビーンが26得点、ニコラ・ブーチェビッチが16得点/12リバウンドのダブルダブル、ロンゾ・ボールが11得点/4スティールを記録。パトリック・ウィリアムズの長期戦線離脱が報じられたばかりのブルズだが、その翌日にウェストのトップチームを撃破することで嫌なムードを払拭した。
今季ブルズは開幕6試合を終えた時点で、オフェンスでリーグ10位、ディフェンスでリーグ6位。100ポゼッションあたりの得失点差ではリーグ5位となる+7.7を記録している。
11月最初の3週間は強豪チームとの対戦が続くブルズ(11試合中10試合が昨季プレイオフチームで、残り1試合がウォリアーズ)。このタフスケジュールをどう切り抜けるか注目だ。
ボックススコア:「NBA」