【CLE-IND第3戦】キャブスが26点差から大逆転勝利、シリーズに王手
現地20日にバンカーズ・ライフ・フィールドハウスで行われたクリーブランド・キャバリアーズ対インディアナ・ペイサーズの第1ラウンド第3戦は、レブロン・ジェイムスが41得点、13リバウンド、12アシストでトリプルダブルを記録する圧巻のパフォーマンスで、チームを歴史的な大逆転勝利に牽引。キャブスはシリーズを3勝0敗とし、カンファレンス・セミファイナル進出に王手をかけた。
前半はペイサーズに56.8%の高確率でフィールドゴールを決められ、第2Q終盤で最大26点ビハインドに陥ったこの日のキャブスだが、折り返し地点から一気にギアを上げて怒涛の猛反撃を展開する。
▼前半26点差からのカムバック
キャブスは、第3Qだけで13本中7本のスリーを沈めてピリオドを35-17で上回り、7点差まで追い上げると、第4Qに入ってからも点差をじわじわと縮め続け、残り時間6分30秒にレブロンのダンクでついに逆転に成功。
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そこから試合は、両チームともロングレンジを連続で決めてリードを奪い合う大接戦となるが、キャブスは1点リードで迎えたラスト3分間を11-7でクローズし、119-114での勝利を収めた。ESPNによると、この日のキャブスが達成したカムバックは、プレーオフ史上でハーフにおける最大点差からの逆転勝利となる。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
CLE | 27 | 22 | 35 | 35 | 119 |
IND | 37 | 37 | 17 | 23 | 114 |
キャブスはレブロンのトリプルダブルの他、ケビン・ラブ、カイリー・アービング、J.R.スミス、チャニング・フライの4選手がそれぞれ13得点をマーク。カイル・コーバーが12得点を獲得している。
やはりレブロンをシューターで囲むラインアップは破壊力が抜群。第4Qはアービングとラブがベンチに下がったままだったが、それでもペイサーズとの点の取り合いに競り勝った。
これで0勝3敗の崖っぷちに立たされたペイサーズは、ポール・ジョージが36得点、15リバウンド、9アシストで活躍。シリーズ第4戦は現地23日に引き続きインディアナで行われる。
▼マイルズ・ターナーのポスタライズダンク
ボックススコア:「NBA」