キャブスがついに本気!!J.ジャック放出でレブロン用のキャップスペース確保
クリーブランド・キャバリアーズがボストン・セルティックスとブルックリン・ネッツを相手に3チーム間トレードを成立させた様子。FAのレブロン・ジェイムスにMAX契約を提示するのに必要なキャップスペースを確保するためだと思われる。
ESPNの報道によると、キャブスはジャレット・ジャックと セルゲイ・カラセフをネッツに、 タイラー・ゼラーと将来のドラフト1順目指名権をセルティックスにそれぞれ放出。その見返りとして、イイカン・カラマン、クリスチャン・ドライヤー、 エディン・バブチカンドの3選手のドラフト権を受け取る。
このトレードにより、キャブスはサラリーキャップから950万ドルをクリアして、レブロンにMAX契約金の2070万ドルをオファーできるようになる。モラトリアム期間終了(現地10日)を目前にして、ついにキャブスがキング帰還の実現に向けて本格的に動き出したサインだ。
キャブス有力?
ここ2週間余り、レブロンの去就に関するさまざまな“内部情報”が報じられ、ありとあらゆる憶測が飛び交ってきた。この件について今のところレブロン本人は公に発言していないため、どれも不確かな噂にしかすぎないが、特にここ数日はキャブスの本気度がうかがえる情報が出回っている。
例えば、キャブスがマイク・ミラーとレイ・アレンの獲得を模索しているという報道。YahooSportsによると、先週レブロンは2人のベテランFA選手に接触して、ヒート以外のチームで共にプレーする可能性について相談したらしい。その内の1人はミラーだという。(ソース)
またFAのアレンは次の契約先に関して、「レブロンに付いていきたい」という意思を語っている。(ソース)
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今回のトレードは、キャブスにとってかなりのギャンブルだ。それなりの選手を放出する代わりにネッツから3選手のドラフト権を獲得したが、これはあくまでトレードを成立させるためのペーパー上の調整にすぎない。
もしレブロン獲得に失敗した場合、キャブスはプランBとしてトレバー・アリーザを視野に入れているとか。
Thumbnail by Keith Allison/Flickr
参考記事:「CBS」