セルティックスがイーストセミファイナル第1戦に快勝
NBAでは現地30日、ボストン・セルティックス対フィラデルフィア・76ersのイースタンカンファレンス・セミファイナルシリーズがTDガーデンで開幕。先発SGのジェイレン・ブラウンがハムストリングの負傷で欠場という厳しい状況で試合に臨んだセルティックスだったが、第2Q中盤からシクサーズを圧倒し、117-101でシリーズ初戦を制した。
この日のセルティックスは、テリー・ロジアーがプレイオフ自己ベストの29得点、ジェイソン・テイタムがキャリアハイの28得点、アル・ホーフォードが26得点をマークして大活躍した。
第2Qの中盤で76ersに流れを持っていかれそうになったが、ホーフォードの連続得点で勢いに乗り、ハーフタイムまでに11点差を奪取。第3Q以降は76ersが巻き返そうとする度にきっちりと点を取って応戦し、後半の大部分で二桁のリードを維持した。
▼アービングが戻ってきたかと思った…
ホーフォードはミスマッチを上手く攻めながら12本中10本のフィールドゴールを沈め、外のショットが絶好調だったロジアーはスリー9本中7本に成功。テイタムはロングレンジが5本中1本だったが、ドライブやカットで積極的にインサイドを攻めて、12本のフリースローを獲得した。
テイタムは3試合連続で20得点以上を記録しており、プレイオフでこれを達成したセルティックスの新人選手は1980年のラリー・バード以来初だという。
https://twitter.com/celtics/status/991142786689847297
▼マーカス・スマートもエンビードからオフェンスリバウンドを奪ってカウントワンスローをねじ込む超ファインプレイ
敗れたシクサーズは、ジョエル・エンビードが31得点/13リバウンドで奮闘した他、J.J.レディックが20得点、ベン・シモンズが18得点をマーク。セルティックスとは反対に、外のシュートが26本中わずか5本と壊滅的に不調で、チーム合計でロジアー1人の成功数にも及ばなかった。
▼シモンズがフリースローラインに立つと、ガーデンからは「NOT A ROOKIE」(ルーキーじゃない)の大合唱
https://twitter.com/LegionHoops/status/991134537705910272
▼一方でテイタムがラインに立つと「He’s a rookie」コール
ガーデンの野次はオリジナリティがあって最高に面白い。現地のファンによると、こういったコールは、バルコニー席にいる酔っぱらいたちの一声から始まることが多いという。シモンズと新人王を争うユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルも笑っていた。
https://twitter.com/spidadmitchell/status/991133549561495553
セルティックスと76ersのシリーズ第2戦は、現地5月3日にガーデンで行われる。
ボックススコア:「NBA」