セルティックスが7年ぶりの9連勝!!
ボストン・セルティックスの快進撃が止まらない。
セルティックスは現地6日、フィリップス・アリーナで行われたアトランタ・ホークスとの試合で終盤の大接戦を制し、110-107で勝利。10月21日から続いている連勝記録を9に伸ばし、シーズン成績をリーグ首位の9勝2敗に更新した。セルティックスが9連勝をあげるのは、2010年11~12月以来初で約7年ぶりとなる。
この日の試合は、第4Q残り8分台で10点差をつけたセルティックスに対し、ホークスが続く3分間で13-2の猛反撃を仕掛けて逆転。その後はしばらく抜きつ抜かれつのデッドヒートとなるが、残り1分30秒にカイリー・アービングが得意の右ウィングからのスリーを沈めてリードを奪い返すと、続いてルーキーのジェイソン・テイタムが残り40秒にコーナースリーを決めて、セルティックスがそのまま逃げ切った。
▼アービング!!
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▼ホーフォードもオールラウンドに活躍
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▼アービングとテイタムのクラッチショット
セルティックスは、アービングがシーズンハイの35得点、7アシストを獲得した他、テイタムが21得点、ジェイレン・ブラウンが11得点をマーク。アル・ホーフォードは15得点、10リバウンド、9アシストのオールラウンドゲームで勝利に大貢献した。惜しくも2連勝を逃したホークスは、デニス・シュローダーが23得点、マルコ・ベリネリとドウェイン・デッドモンがそれぞれ19得点をあげている。
開幕戦でオールスターのゴードン・ヘイワードを怪我で失い、不安だらけでシーズンをスタートしたセルティックスだったが、見事なチームワークとブラッド・スティーブンスHCの指揮力で9連勝を達成。チームの中心であるアービングとホーフォードの息はぴったりで、ジェイレン・ブラウンやテイタムら若手組も予想以上の大活躍を見せており、昨季の弱点だったディフェンスリバウンドも大幅に改善している。
▼テイタムとブラウンのコーナースリーは強力な武器の一つ
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さらに今季のセルティックスは守備が優秀で、ディフェンシブレーティングではリーグ首位の数字を記録中(100ポゼッション当たりの失点が95.9点で、2年前のスパーズ並みの数字)。特にスマートやブラウン、テイタムらアスレチックなウィングたちが見せるスイッチディフェンスは非常にレベルが高く、ポール・ジョージとカーメロ・アンソニーのアイソレーションで常にサイズ面でのミスマッチを作り出せるサンダーを相手にした時も、うまく対応できていた印象だ。
ボックススコア:「NBA」