クリッパーズが好調マブスを100点以下に抑え圧勝
NBAでは現地26日、アメリカン・エアラインズ・センターでウェスト3位のロサンゼルス・クリッパーズと4位のダラス・マーベリックスが対戦。クリッパーズは過去3試合で平均140点と絶好調だったマブスを99点に抑え、114-99で圧勝した。
マブスが100点に届かなかったのは今季17試合で初となる。
連勝を6に伸ばしたクリッパーズは、カワイ・レナードがゲームハイ28得点、ポール・ジョージが26得点、6スティールでチームを牽引。スターデュオの他にも、ベンチからルー・ウィリアムズが21得点、モントレス・ハレルが12得点をあげ、16点リードを奪って前半を終えると、後半は二桁点差を維持したまま敵地で余裕の勝利を収めた。
この日のクリッパーズは、インサイドの攻めとペリメーターの守りでマブスを圧倒。ペイントエリア得点を48-28で大きく上回り、さらにマブスから合計17本のオフェンスリバウンドを奪っている。
また守備では、4試合連続で30得点ダブルダブルとMVP級の活躍を続けていたルカ・ドンチッチを22得点に封じ込めた。
カワイ・レナードやポール・ジョージ、パトリック・ビバリー、モー・ハークレスらがフィジカルなディフェンスでドンチッチを徹底マーク。同時にオフェンスではドンチッチを何度もアタックし、攻守でマブスの若きエースを消耗させようとした。
レナードやジョージ、ハークレスに交互にガードされるなんて、ウィング選手にとってはまさに悪夢だろう。試合後、ジョージは今季のクリッパーズについて「チームディフェンスこそが僕たちの頼みの綱だ」「僕たちは守備に誇りを持っている」とコメントしている。
「このチームには守備が大好きな選手が何人もいる。チームとしてディフェンスのリズムとケミストリーを掴み始めているところだ。驚くほどに息が合ってきている」
– ポール・ジョージ
またレナードは、ドンチッチへのディフェンスについて次のようにコメント:
「ルカに対して出来る限り最善の守備をするよう心掛けていた。最近の彼は大活躍だったからね。とても高いレベルでプレイしている。だから僕たちはパスやドリブルを弾いたりしながら、今夜の彼の仕事を困難にしようと努めた。上手くできたと思うよ」
この日のドンチッチはフリースローから得点を稼いだものの、フィールドゴールが14本中わずか4本成功で、スリーは8本すべてに失敗。さらにプレイメイクでもいつものキレを発揮できず、6アシストに対して7ターンオーバーを記録している。
連勝を5で止められたマブスはドンチッチの他、クリスタプス・ポルジンギスが15得点、13リバウンドのダブルダブルをマーク。今季3試合目の出場となったJJ・バレアは16分の出場で12得点をあげた。
ボックススコア:「NBA」