クリッパーズの新マスコット「チャック・ザ・コンドル」がデビュー
ロサンゼルス・クリッパーズが現地2月29日、本拠地ステイプルズ・センターで行われたブルックリン・ネッツ戦のハーフタイムに、チームの新マスコットを初お披露目した。その名も「Chuck the Condor」(コンドルのチャック)。アメリカ西部に生息するカリフォルニアコンドルをモチーフにしたデザインとなっている。
チャックはお披露目セレモニーで天井から華麗に登場。トランポリンを使ったツーハンドダンクを叩き込み、さっそくスタジアムを盛り上げた。
https://twitter.com/ChuckTheCondor/status/704558936993591296
▼オーナーのスティーブ・バルマーもトランポリンでダンク
なぜチャックがヘルメットを装着し、肘と膝にプロテクターを巻いているのか、その理由はよくわからない。またチャックという名前だけあって、スニーカーはコンバースのチャックテイラー・オールスターを愛用している。
クリッパーズのドック・リバースHCはチームの新マスコットについて、「我々と同じ。昔は絶滅しかけていたが、現在はカムバックしている」とコメントした。『ナショナル・ジオグラフィック』の記事によると、1987年に野生カリフォルニアコンドルの数は10羽以下まで減少し、すべての個体が人工繁殖のために捕獲されていたそうだが、1992年に開始された再繁殖プログラムにより数が徐々に増え始め、現在では約127羽が野生に戻っているという。
参考記事:「Clippers」