ドラ1のケイド・カニングハムとドラ2のジェイレン・グリーンがプロ初対決
NBAでは現地10日、デトロイト・ピストンズとヒューストン・ロケッツがトヨタ・センターで対戦。ピストンズが112-104でロケッツを下し、今シーズン2勝目(8敗)を手にした。
この日の試合では、2021年ドラフト全体1位指名のケイド・カニングハムと2位指名のジェイレン・グリーンがついに公式戦で初対決。それぞれ20得点以上をマークする活躍を見せた。
カニングハムは30分の出場で20得点、4リバウンド、3アシストをマーク。8本中4本のスリー成功とシュートの調子が良く、デビュー5試合目でキャリア初の20点ゲームを達成した。僅差で迎えた第4Q終盤のクラッチタイムでもスリーとレイアップをねじ込み、ピストンズの勝利に大貢献している。
一方のグリーンは、敗戦ながらもチーム最多の23得点で奮闘。第3Qには、ライバルのカニングハムをドリブルで抜き去り豪快にダンク。プレイの後にカニングハムにトラッシュトークを仕掛けてテクニカルファウルをコールされるという白熱したシーンも見られた。
ESPNによると、同じドラフトクラスの1位指名と2位指名の選手が初対決でそれぞれ20得点以上を記録したのは、1998年のティム・ダンカン対キース・ヴァン・ホーン以来だという。
勝利したピストンズはカニングハムの他、ジェレミー・グラントがゲーム最多の35得点でチームを牽引。9連敗となったロケッツ(1勝10敗)は、クリスチャン・ウッドが20得点/9リバウンドをあげた。
ボックススコア:「NBA」