ステフィン・カリーがスリー成功数で歴代3位に
前代未聞のペースでトップ3入りだ。
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが現地11日、オラクルアリーナで行われたシカゴ・ブルズ戦で5本のスリーポイントショットを沈め、キャリア通算スリー成功数で2285本に到達。元マブスのジェイソン・テリーの記録を追い抜き、NBA歴代3位に浮上した。
▼第3Q序盤にテリー超え
https://twitter.com/warriors/status/1083951883776024576
▼歴代通算スリー記録Top10
3P | 試合数 | |
レイ・アレン | 2973本 | 1300 |
レジー・ミラー | 2560本 | 1389 |
ステフィン・カリー | 2285本 | 656 |
ジェイソン・テリー | 2282本 | 1367 |
カイル・コーバー | 2280本 | 1141 |
ジャマール・クロフォード | 2180本 | 1299 |
ビンス・カーター | 2165本 | 1444 |
ポール・ピアース | 2143本 | 1343 |
ジェイソン・キッド | 1988本 | 1391 |
ジョー・ジョンソン | 1978本 | 1276 |
他のトップ10の選手たちが1000試合を大きく超えているのに対して、カリーはわずか656試合。3Pアテンプト数も他よりもかなり少ない。
ご存知の通り、カリーは「なぜそれが打てる?」と困惑されられるような無茶苦茶なショットをズバズバと決めまくる常識破りのシューター。
一般的に成功率が下がるドリブル・プルアップも非常に多く、他の上位陣たちに比べてスリーの難易度が高かったはずなのに、キャリア3p成功率は43.7%でトップだ。そのあたりを考慮すると、カリーの怪物ぶりを改めて思い知らされる。
歴代首位まではあと688本。今のペースを維持できれば、来季中にもレジー・ミラーを抜き、さらにその2~3シーズン後にはレイ・アレンを超えて前人未踏の3000本を達成しているだろう。
歴代4位に転落したテリーは、Twitterでカリーに向けて「これからも君の才能で世界に喜びを与えてくれ」と祝福のメッセージを送っていた。
この日のカリーは28得点、8アシストをマーク。ウォリアーズは他に、クレイ・トンプソンが11本中7本のスリー成功から30得点をマークし、146-109でブルズに圧勝している。
Image by Keith Allison
ボックススコア:「NBA」