ステファン・カリー フロッピングで5000ドルの罰金
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステファン・カリーが現地20日、ヒューストン・ロケッツとのウェスタンカンファレンスファイナル第1戦でフロッピングを行ったとして、NBAから5000ドルの罰金処分を受けた。
リーグが違反行為とみなしたのは、第4Q残り3分での以下のプレー。トランジションから勝敗を左右する大事なスリーを決めたカリーは、リリースの後にテレンス・ジョーンズと接触し、フロアに倒れ込んだ。
NBAからの罰金処分に対して、カリーは「賛成できない」とコメント:
「プレーを見直してみたけど、あれはトランジションでのプレー。あの状況で上手くバランスを保てないのは当然だ。まず少し体をぶつけてから、シュートのスペースを確保した。その時は、テレンスの姿さえも見えていなかったよ。それからシュートを放った時に誰かが飛んできて、僕の腕を叩いた。それに反応しただけだ」
「ああいったプレーは数えきれないほど起こる。僕はファウルをもらおうとさえしていなかったんだ。腕へのコンタクトに反応しただけ。だから処分には全く賛成できない」
– ステファン・カリー
またウォリアーズのスティーブ・カーHCも、今回の処分について困惑している様子:
「(罰金処分には)怒りを感じているよ。今回のようなプレーは常に起こっている。例えば、ジャマール・クロフォードがスリーポイントショットでフロッピングしない試合などないだろう。だがそれもゲームの一部なんだ。多くの場合、レフリーが笛を吹いてしまう。だからそのことでクロフォードを責めようとはしていない。ラッセル・ウェストブルックでもフロッピングをやる。誰でもやる。だから突然今になって、ステファンに罰金処分を課したことについては、どこか違和感を覚えるよ」
カーHCの言う通り、今回のカリーよりもひどいフロップなんか毎試合で起こっていそうだが、どうしてこれが罰金対象に選ばれてしまったのか…。
Image by HeelSports/Flickr
参考記事:「CSN Bay Area」