ステフィン・カリーが新記録、7試合連続でスリー5本以上成功
ステフィン・カリーが満票MVPシーズンを彷彿させる爆発的なシーズンスタートを切っている。
現地28日、バークレイズ・センターで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ブルックリン・ネッツ戦で、カリーがスリー7本成功からゲームハイの35得点をマーク。開幕から7試合連続で5本以上のスリーを成功させるというNBA新記録を樹立した。
この日のウォリアーズは、カリーの他にケビン・デュラントが34得点、8リバウンド、6アシストで大活躍し、120-114でネッツを撃破。16点リードで迎えた第4Q開始からネッツに大量のスリーを許してしまい、残り時間1分50秒で2点差まで追い上げられたが、最後はカリーとデュラントによるMVPピック&ロールから連続得点をあげて勝利を決めた。
今季のカリーは、開幕から7試合で33.9得点を平均。シューティングスタッツではFG52.9%、スリー51.7%、FT90.6%という驚異的な数字を維持しており、スリー成功数はNBA最多記録の402本を叩き出した2015-16シーズンを上回るペースとなる。
現時点でMVP最有力候補と呼べる活躍ぶりだが、チームメイトのデュラントもそれに匹敵するパフォーマンスを見せており、同じく7試合で30.3得点、8.1リバウンド、5.9アシストを平均中。MVPは“どれだけチームの勝利に貢献できたか?”が大きな判断基準となるので、このままいけばカリーとデュラントが同じチームで票を奪い合うというお互いにとって不利な形になりそうだ。
第4Qに怒涛の猛反撃を見せたネッツは、ディアンジェロ・ラッセルが25得点、キャリス・ルバートが23得点/7アシストをマークした。
ボックススコア:「NBA」