デビン・ブッカーが右手の手術へ
今年のオフシーズンは、球団史上初のドラフト1位指名獲得(ディアンドレ・エイトン)やスティーブ・ナッシュのバスケットボール殿堂入りなど、喜ばしいニュースが続いていたフェニックス・サンズだが、ここにきて悪い報せが…。
「Arizona Sports 98.7 FM」の報道によると、サンズの若きエースであるデビン・ブッカーは右手の怪我が悪化して手術を実用としている模様。現地9月10日にロサンゼルスで手術を予定しているという。離脱期間は最低でも4週間と見られており、今月25日から始まるトレーニングキャンプに間に合わなさそうだ。
昨季がプロ3年目だったブッカーは、54試合で24.9得点(リーグ10位)、4.7アシスト、4.5リバウンドを平均し、2018年オールスターウィークエンドの3ポイントコンテストに優勝。今夏にはサンズと5年/1億5800万ドルのマックス延長契約を結んだばかりで、今後は将来有望な若手選手ではなく、フランチャイズスターとしての活躍に期待がかかる。
▼2017-18ハイライト
ブッカーは3月中旬に行われたチーム練習中に右手を負傷し、そのまま残りシーズンを全休。オフシーズンにはプロアマの試合やチームUSAの合宿など、バスケットボール活動に積極的に参加していたため、怪我はすでに完治したかと思われたが、ESPNによれば、最近になって右手の患部が再び腫れ上がってきたという。
怪我が悪化した理由は不明だが、手術のニュースが報じられる数時間前に、ブッカーは自身のインスタグラムのストーリーに手放しで自転車に乗る様子を配信していたらしい。ネット上では、「もしかしてその時に転んだのか?」などと憶測が飛び交っている。
https://twitter.com/christianhanish/status/1038969707989106688
いずれにせよ、レギュラーシーズン開幕戦には何とか間に合う可能性が高いが、イゴール・ココスコフをヘッドコーチに迎えた新体制のサンズにとって、キャンプ開始時にエースが不在なのは痛い。
参考記事:「Arizona Sports.com」