デイビッド・リーがNBAを引退
昨季をサンアントニオ・スパーズでプレイしたフォワードのデイビッド・リーが、NBAからの引退を決断した模様だ。
リーは現地19日、自身のInstagram投稿で現役引退を発表。退職祝いパーティーの様子を写した写真や動画と共に、「友人や家族と一緒に僕の引退を祝う最高の夜だ!サプライズを企画してくれた素敵なフィアンセに感謝」というメッセージを添えている。
2005年ドラフト30位指名でNBAデビューしたリーは、キャリア12シーズンを通してニックス、ウォリアーズ、セルティックス、マブス、スパーズの5チームでプレイし、13.5得点、8.8リバウンドを平均。ニックスでの最後の年となった2009-10シーズンには、37得点/20リバウンド/10アシストのトリプルダブルを達成するなど大活躍し、81試合で自己ベストの平均20.2得点、11.7リバウンド、3.6アシストを平均して、キャリア初のオールスターゲーム出場を果たしている。
▼30/20/10のTDは1976年のカリーム以来初
リーが選手として最も成功を収めた時期はウォリアーズでの5シーズン(2010~2015)で、2013年にはウォリアーズの選手として1997年のラトレル・スプリーウェル以来16年ぶりとなるオールスターに輝き、同年にオールNBAサードチームにも選出。チームが覇権を握り始めた2014-15シーズンは怪我に苦しみ、先発PFのポジションを失うこととなったが、ベンチプレイヤーとしてウォリアーズの40年ぶりの優勝に貢献した。
▼リーのオールNBAシーズン
キャリア最後のシーズンとなった昨季は、スパーズで79試合に出場して7.3得点、5.6リバウンド、FG成功率59%を平均している。
Image by Keith Allison