ロウリーとハーデンが12月の最優秀選手、月間ルーキー賞はウィギンスとミロティッチ
トロント・ラプターズのカイル・ロウリーとヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンが現地5日、それぞれ2014-15シーズン12月の「プレーヤーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手)」に選出された。
ロウリーは12月の15試合で22.3得点(イースト4位)、FG成功率46.3%、スリー成功率40.5%、8.9アシスト、4.2リバウンド、1.9スティールを平均。12月3日のユタ・ジャズ戦ではキャリアハイの39得点を獲得するなど大活躍し、オールスターガードのデマー・デローザンが離脱中のラプターズを11勝7敗に導いた。
ラプターズからの月間最優秀選手選出は、2007年1月のクリス・ボッシュ以来で、球団史上2度目となる。ラプターズ時代のビンス・カーターが1度も選出されなかったというのは、今さらながら驚きだ(カーターはネッツ時代に3度受賞)。
▼カイル・ロウリー、ジャズ戦キャリアハイ
ハーデンは12月にリーグトップの30.6得点を記録したほか、7.1アシスト、6リバウンド、1.9スティールを、FG成功率47.8%を平均。14試合中8試合で30得点以上、その内3試合で40点以上をマークするという破竹のパフォーマンスを見せた。
ロケッツの選手が同賞に選出されるのは、2008年1月のヤオ・ミン以来で約7年ぶり。ハーデンにとってはキャリア初のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンス受賞となる。
▼ハーデン44得点、ブレイザーズ戦ハイライト
ルーキーズ・オブ・ザ・マンス
同日、NBAは12月のルーキーズ・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人賞)を発表し、イーストからシカゴ・ブルズのニコラ・ミロティッチ、ウェストからミネソタ・ティンバーウルブズのアンドリュー・ウィギンズがそれぞれ受賞した。
ミロティッチは12月の15試合で1試合平均19分出場し、9.9得点、5.7リバウンド、フィールドゴール成功率43.9%を記録。12月19日のグリズリーズ戦では、6本中6本のスリーポイントを成功させ、30分の出場時間でキャリアハイの27得点を挙げた。
▼ミロティッチ!!
▼ミロティッチ!!!!
ウィギンスは11月に続き2ヵ月連続での月間最優秀ルーキー賞受賞となる。12月はルーキー1位の14.6得点を平均。10日のブレイザーズ戦では23得点、10リバウンドでキャリア初のダブルダブルを達成し、ウルブズ史上最年少で20得点/10リバウンド以上を記録したプレーヤーとなった。
▼ウィギンズ、キャリア初ダブルダブル
▼ウィギンス、キャブスにリベンジダンク!!
さらにウィギンスは最近になって大きく調子を上げており、過去7試合で平均21得点、4.7リバウンド、1.3スティール、FG成功率50%、スリー成功率45.5%を記録。デビューからわずか2ヵ月の19歳が、はやくもウルブズオフェンスの第1オプションになりつつある。ブルズのミロティッチと共に、シーズン後半にかけての成長がすごく楽しみだ。
Image via NBA/Twitter