デローザンが2試合連続の40得点超え
トロント・ラプターズのデマー・デローザンが、シカゴ・ブルズ戦とマイアミ・ヒート戦の2試合でキャリア初の連続40点ゲームを達成した。
3月に入ってから30得点超えが1度だけと、ややスコアリングのペースが落ちていたデローザンだが、21日のブルズ戦では17本のショットを成功させて42得点をマークすると、続く23日のヒート戦ではFGを25本中14本の高確率で決めて40得点を獲得。2試合の合計でスリーポイントショットでのフィールドゴールがわずか1本(ブルズ戦)と、いかにもデローザンらしい点の取り方だった。ガードポジションの選手がスリー成功0本で40得点に到達するのは近年では珍しい気がする。
なおラプターズは、いずれの試合でも二桁点差からの逆転勝利を収めた。
▼ヒート戦40得点
▼2試合でのショット分布
これでラプターズは連勝を4に伸ばし、現在43勝29敗でイースト4位となっている(3位のウィザーズと0.5ゲーム差)。
カイル・ラウリーの離脱で得点力が低下したものの、その一方でサージ・イバカとP.J.タッカーの加入で守備力が上がっており、司令塔不在の中で10勝5敗と好成績を維持。チームのディフェンシブレーティングは、今季オールスター前の57試合でリーグ16位(106.0)だったが、オールスター後の15試合ではウォリアーズとスパーズに次いでリーグ3位(101.3)を記録している。ここにラウリーが100%の状態で戻れれば、さらに守備が引き締まるはずだ。
Image by Keith Allison
ボックススコア:「NBA」