デビン・ブッカーがシーズンハイ46得点
フェニックス・サンズの次世代スター候補デビン・ブッカーが、現地4日にウェルズ・ファーゴ・センターで行われたフィラデルフィア・76ers戦で今季自己ベストの46得点をマークした。
第1QはFG11本中2本の成功と精彩を欠いていたこの日のブッカーだが、第2Q中盤までベンチでゆっくりと休んで再びフロアに戻ると、そこから残りの3ピリオドで5本のスリーを含む21本中15本のショットを沈めて一気に大爆発。シクサーズのタイトなペリメーターディフェンスやジョエル・エンビードのリム守備をものともせずに、タフスリーやレイアップを決めまくり、僅差で迎えた第4Q残り8分からは、チームの22得点中19得点をたった一人で獲得するクラッチパフォーマンスで、サンズを敵地での勝利に導いた。
まだNBA3年目で21歳のブッカーだが、ゾーンに入った時の得点力はすでにリーグトップクラス。また、そのベビーフェイスからは想像もできないような闘争心溢れる選手らしく、ケビン・デュラントが「まるで闘犬」と大絶賛した。
「僕はデビン・ブッカーの大ファンだ。彼はバスケットボールを愛していて、まるで闘犬のようだ。トラッシュトークもするし、ラフなプレイもする。とにかく突っかかってくる。注目すべき優秀な選手だ。彼は次世代のスターだよ」
– ケビン・デュラント
▼ザック・ランドルフにも突っかかっていく怖いもの知らず
勝利したサンズ(9勝16敗)はブッカーの他、T.J.ウォーレンが25得点を記録。一方のシクサーズは、J.J.レディックが25得点、エンビードが22得点、ベン・シモンズが20得点をあげている。
ボックススコア:「NBA」