ノビツキーの決勝ジャンプショットにコービーがリスペクトのジェスチャー
現地26日にステイプルズ・センターで行われたダラス・マーベリックス対ロサンゼルス・レイカーズ戦の試合終了直前、ダーク・ノビツキーとコービー・ブライアントのレジェンド2人の間で素敵なやり取りがあった。
90-90の同点で迎えた第4Q残り2.1秒、それまでフィールドゴール成功数14本中4本と不調気味だったノビツキーが、ポストアップから決勝点となるフェイダウェイ・ジャンプショットに成功。するとスーツ姿でレイカーズベンチにいたコービーは、ノビツキーのお尻をポンポンとたたき、長年のライバルのクラッチプレーを祝福するようなジェスチャーをみせた。
敵チームのファインプレー、しかもゲームウィニングショットをその場で称えるなんて、コービーも丸くなったものだ。数年前なら考えられない。
この日の試合は、今季限りでの引退を決めているコービーとノビツキーとの最後の対戦だったが、残念ながらコービーは肩の負傷で欠場となった。ノビツキーは試合後のインタビューで、コービーのことをこんな風に語っている:
「コービーは僕らの世代にとってのマイケル・ジョーダンだ。史上最高のプレーヤーの1人であり、キャリアの大部分を通して彼と戦えたことは、喜びであり名誉だ」
– ダーク・ノビツキー
コービーとノビツキーは、1998-99シーズンからの18年間で合計53試合を対戦。直接対決のスタッツは以下の通り:
▼レギュラーシーズン49試合
Pts | Ast | Rb | FG% | |
コービー | 25.5 | 5.0 | 6.8 | 43.9% |
ノビツキー | 22.8 | 2.5 | 10.0 | 45.5% |
▼プレーオフ4試合
Pts | Ast | Rb | FG% | |
コービー | 23.3 | 2.5 | 3.0 | 45.8% |
ノビツキー | 25.3 | 2.5 | 9.3 | 57.4% |
レギュラーシーズンの49試合は、コービーのレイカーズが32勝17敗で圧倒。唯一のプレーオフ対決となった2011年のカンファレンス・セミファイナルでは、ノビツキーのマブスがレイカーズを4勝0敗でスイープしている。
参考記事:「ESPN」