ドンチッチがキャリア10回目の30得点トリプルダブル、史上9人目の快挙
20歳の選手がほぼ前例のないペースでスタッツを積み上げている。
ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、1月4日にホームで行われたシャーロット・ホーネッツ戦で39得点、12リバウンド、10アシストをマーク。その2日後のシカゴ・ブルズ戦でも38得点、11リバウンド、10アシストで大活躍し、2試合連続で30得点以上でのトリプルダブルを記録中だ。
これでドンチッチはキャリア通算10回目の30得点トリプルダブルを達成。30得点TD数で二桁に到達したNBA史上9人目の選手となる。
30得点トリプルダブルを10回以上達成している選手はドンチッチの他、オスカー・ロバートソン(106回)、ラッセル・ウェストブルック(40回)、レブロン・ジェイムス(32回)、ジェイムス・ハーデン(24回)、ウィルト・チェンバレン(21回)、ラリー・バード(17回)、マジック・ジョンソン(17回)、マイケル・ジョーダン(16回)。
いずれもNBA史を代表するレジェンド、もしくは現リーグ屈指のスコアラー/プレイメイカーたちだ。デビューからわずか1シーズン半の若手選手が、このそうそうたる顔ぶれに早くも仲間入りしているというのが信じられない。
ちなみに今季リーグでは合計で17回の30得点TDが記録。その内の半分以上にあたる9回がドンチッチ1人によるものだ(複数回達成したのはルカの他にレブロンのみ)。
なおドンチッチ本人は、スタッツ面での快挙をあまり気にかけていない様子。試合後、30得点トリプルダブルについて記者から感想を求められると、少し困ったような笑顔を見せながら「どう反応していいのか分からない」と答えた。
ボックススコア:「NBA」