ドンチッチのスロベニア代表がオリンピック最終予選のグループステージを無敗で突破
現地7月1日、4ヵ国で開催中の東京オリンピック最終予選3日目で、ルカ・ドンチッチ率いるスロベニア代表が122-77でポーランド代表に圧勝。グループステージを2勝0敗の無傷で突破し、準決勝進出を決めた。
グループステージ最終日でのスロベニアは、ドンチッチが22分の出場でゲームハイ18得点、10アシストのダブルダブルをマークしてチームを牽引。NBAでの試合の時と同じく、ピック&ロールからのプレイメイクやステップバック・スリーで対戦相手を圧倒した。
最終予選
スロベニアは最終予選の準決勝でベネズエラ代表と対戦。そして決勝に進めば、リトアニア/ポーランドの勝者と戦う。
ドンチッチ率いるスロベニアと、ドマンタス・サボニス/ヨナス・バランチュナスのツインタワー有するリトアニアによる東京五輪の切符をかけた一戦は見逃せない。もしスロベニアがあと2勝すれば、1991年にユーゴスラビアから独立して以降で初となるオリンピック出場権獲得となる。
東京オリンピックの最終予選は、スロベニアが出場するリトアニア大会の他、セルビア、クロアチア、カナダの3カ所で開催中。それぞれの大会を勝ち抜いた4チームが、7月末から始まる五輪本戦に参戦。なお中国、韓国、フィリピンのアジア勢は、それぞれグループステージ0勝2敗ですでに全滅している。
東京五輪のフォーマット
東京オリンピックの男子バスケットボールには、合計12か国の代表チームが参加。A~Cの3グループに分かれて予選リーグを戦う。
グループ分けは以下の通り:
- カナダ予選の勝者(本命カナダ、トルコ)がアメリカ、フランス、イランのグループA
- クロアチア/セルビア予選の勝者2チーム(本命セルビア、イタリア、ドイツ)がオーストラリア、ナイジェリアのグループB
- リトアニア予選の勝者(本命リトアニア、スロベニア)がアルゼンチン、スペイン、日本のグループC
それぞれのグループの上位2チーム(計6チーム)と、グループ3位の最高成績2チームがベスト8のトーナメントに進む。
ボックススコア:「FIBA」