ドレイモンド・グリーンが5×5達成!!ウォリアーズが2OTでセルティックスを破り24連勝
ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、ダブルオーバータイムに及んだ現地11日のボストン・セルティックス戦で24得点、11リバウンド、8アシスト、5ブロック、5スティールをマーク。過去10シーズンのリーグで3度目となる「5×5」を達成した。
1試合で5得点/5リバウンド/5アシスト/5スティール/5ブロック以上を獲得する5×5は、今回のグリーンを含めて過去30年間で9選手(合計16回)しか達成していない非常にレアなスタッツだ。これを最後に記録したのは2012年のニコラス・バトゥームで、その前は2006年のアンドレイ・キリレンコとなっている。
▼5×5(1985年~)
回数 | |
アキーム・オラジュワン | 6 |
アンドレイ・キリレンコ | 3 |
デビッド・ロビンソン | 1 |
デリック・コールマン | 1 |
ブラデ・ディバッツ | 1 |
ジャマール・ティンズリー | 1 |
マーカス・キャンビー | 1 |
ニコラス・バトゥーム | 1 |
ドレイモンド・グリーン | 1 |
第4Q6分で5つ目のファウルを取られたグリーンだったが、そのままベンチに下がることなくレギュレーション残りとオーバータイムの16分間をスマートにプレー。第2OT残り2分でエバン・ターナーからオンボールのスティールを奪って5×5を達成し、その1分後にはウォリアーズのリードを3点に広げるレイアップを沈め、勝利に大貢献した。
ウォリアーズは、ステファン・カリーがゲームハイの38得点、11リバウンド、8アシストをマーク。8ターンオーバー、FG成功率33%(27本中9本)とセルティックスの好ディフェンスに大苦戦しながらも、第4Q残り46秒にはエレベータースクリーンから逆転のスリーを成功させるなど、正念場で活躍した。
他には、アンドレ・イグダーラとショーン・リビングストンがクラッチタイムにステップアップ。リビングストンは第4Q残り2秒でアイザイア・トーマスの決勝ゴールアテンプトをブロックするファインプレーを見せ、イグダーラはオーバータイムだけで9得点を挙げた。
クレイ・トンプソンとハリソン・バーンズのスターター2人が怪我で不在の厳しい状況の中で、セルティックスにガーデンで大接戦を競り勝てたというのは、さすがとしか言いようがない。これでウォリアーズは開幕24連勝。翌日のミルウォーキー・バックス戦で、バック・トゥ・バック2回を含む13日間/アウェイ7連戦という地獄のスケジュールをようやく終える。
一方で敗れたセルティックスは、ケリー・オリニクが自己シーズンハイの28得点を記録。
また、アイザイア・トーマスは18得点、10アシストのダブルダブルを獲得。エイブリー・ブラッドリーはオーバータイム開始直後に6ファウルで退場してしまったが、3本のスリーを沈めて19得点を記録した他、試合を通してオン/オフボールでカリーを苦しめる見事なディフェンスを披露した。
ボックススコア:「NBA」