デュラントとウェストブルックがチーム練習に復帰
ケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックが現地22日、負傷後初めてオクラホマシティ・サンダーのチーム練習に参加した。The Oklahoman紙が報じている。
練習後、サンダーのスコット・ブルックスHCはオールスターコンビについて「コンディションは良好にみえた」とコメント。練習の詳細については語らなかったが、2人は接触プレーを伴わない軽いドリルをいくつか行ったようだ。
「彼らがチームと一緒に練習する姿を見れて嬉しい。2人は順調に回復している。今後数日でさらに練習量を増やしていくはずだ」
– スコット・ブルックス
デュラントが足の骨折で手術を受けたのは5週間前。復帰時期は6~8週間後とされていた。デュラントは現地23日に足の再検査を予定している。
ウェストブルックは10月30日のクリッパーズ戦で右手を骨折。回復までに4~6週間かかるとされていたが、The Oklahoman紙によると、早ければ現地29日のニューヨーク・ニックス戦で復帰する可能性もあるという。
サンダーの成績は23日の時点で3勝12敗のウェスト最下位。シーズンはまだ5分の1にも達していないが、すでにプレイオフ進出が不安になり始めている。昨季のマブスが49勝で8位シードだったことを考えると、サンダーは残り67試合で勝率約7割(46-21)を維持しなければならない。
デュラントとウェストブルックがいれば決して不可能な数字ではないが(昨季のサンダーは勝率.720)、それでも非常に厳しい戦いになるだろう。ただ、もしサンダーが下位シードに滑り込むことになれば、ウェストのプレーオフは大荒れするはずだ。
オールスターコンビの1日でも早い復活を必要としているサンダーだが、ブルックスHCは試合復帰を焦らせて怪我再発のリスクを取るつもりはないという。
「どれだけ重要な試合でも、どれだけ厳しい状況に置かれていたとしても、万全な状態でないプレーヤーをコートに立たせるようなことは絶対にしない」
Image by aaronisnotcool/Flickr
ソース:「The Oklahoman」