エネス・カンターがブレイザーズと契約
ポートランド・トレイルブレイザーズが現地13日、FAとなっていたセンターのエネス・カンターと残りシーズンの契約を結んだことを発表した。
今季のカンターは44試合で14.0得点、10.5リバウンドを平均。完全な再建モードに入った今季ニックスでプレイタイムが減少したことに以前から不満を漏らしており、トレードデッドライン当日の現地2月7日にチームからウェイブされ、フリーエージェントとなっていた。
今年でプロ8年目、26歳のカンターはインサイドゲームに特化したビッグマンで、オフェンスリバウンドが最大の武器。タイプとしては先発センターのユスフ・ヌルキッチと似ているので、ブレイザーズのオフェンスシステムに問題なくフィットできそうだし、セカンドユニットの得点力アップにもつながるだろう。
ただカンターはディフェンスが大きな弱点なので、もしプレイオフでウォリアーズやロケッツと衝突すればプレイタイムが制限されることになりそうだ。
なおブレイザーズは数年前にもカンターに強い関心を示しており、2015年には制限付きFAだったカンターに対して4年/7000万ドルのオファーシートにサインしたが、サンダーがオファーにマッチしたため、獲得は実現しなかった。
▼絶好調の時は20/20ダブルダブルを叩き出す
ブレイザーズは同日にホームで行われた試合でゴールデンステイト・ウォリアーズを撃破。34勝23敗のウェスト4位となっている。
参考記事:「NBA」