マジック新人のフランツ・ワグナーが今季ルーキー最多の38得点を記録
2021年NBAドラフトで全体8位指名を受けたオーランド・マジックのフランツ・ワグナーが、現地28日に行われたミルウォーキー・バックス戦でキャリアハイ38得点をマーク。試合には110-127で大敗したものの、今季ルーキーの最多得点記録を大幅に更新した。
この日のワグナーは38分の出場で20本12本のフィールドゴールと10本中10本のフリースローに成功。今シーズンの新人選手が30得点超えを達成したのは、ヒューストン・ロケッツ2位指名のジェイレン・グリーン(30得点)に次いで、ワグナーが2人目となる。
▼2021-22ルーキーのシーズンハイ得点ランキング
- フランツ・ワグナー(マジック):38得点
- ジェイレン・グリーン(ロケッツ):30得点
- ケイド・カニングハム(ピストンズ):28得点
今年8月で20歳になったばかりのワグナーは、スリーからボールハンドリング、プレイメイク、ピック&ロールの指揮までこなせる身長208cmのオールラウンダー。今季35試合で新人1位タイの15.6得点、4.7リバウンド、2.7スティール、スリー成功率36.4%を平均しており、11月末からは17試合連続で二桁得点を記録している。
万能タイプの選手として、全盛期のヒド・ターコルーやラマー・オドムを彷彿させるプレイスタイル。キャブスのエバン・モーブリーやラプターズのスコッティ・バーンズ、ピストンズのケイド・カニングハムと並んで、今季新人王レースの先頭集団にいるのは間違いない。
連勝を4に伸ばしたバックス(23勝13敗)は、ヤニス・アデトクンボが28得点、クリス・ミドルトンが21得点をマークしてチームを牽引。敗れたマジック(7勝28敗)はワグナーの他、ウェンデル・カーターJr.が19得点/10リバウンドのダブルダブルを記録している。
ボックススコア:「NBA」