2019年2月のNBA月間賞:アデトクンボが今季3度目の受賞
NBAは現地3月1日、2018-19シーズン2月のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス、並びに月間最優秀ルーキー賞の受賞者を発表した。
・イースト:ヤニス・アデトクンボ
イースタンカンファレンスでは、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが今季3回目、キャリア通算4回目のプレイヤーズ・オブ・ザ・マンス受賞を果たした。
2月のアデトクンボは9試合で30.6得点(リーグ5位)、12.6リバウンド(リーグ6位)、6.0アシスト、FG成功率62.1%を平均。4試合で30得点ダブルダブルをマークするなど大活躍し、バックスを月間9勝0敗に導いた。
・ウェスト:ポール・ジョージ
ウェスタンカンファレンスでは、オクラホマシティ・サンダーのポール・ジョージが今季初選出。キャリア通算4回目で、サンダー移籍後では初の受賞となる。
2月のジョージは10試合でジェイムス・ハーデンに次ぐリーグ2位の35.0得点を平均。4試合で40得点以上をあげながら、さらに8.4リバウンド、5.4アシスト、2.1スティールとオールラウンドに活躍し、サンダーの月間6勝4敗に大貢献した。
ルーキー・オブ・ザ・マンス
2019年2月の月間最優秀新人賞は、1月に続いてアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングと、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。
3回目の受賞となったヤングは12試合で23.3得点、9.3アシスト、4.3リバウンド、スリー成功率43.7%を平均。今季のヤングは月を追うごとに順調に数字を伸ばしており、シーズン序盤に比べるとショットセレクションが遥かに良くなっている。
特にオールスターブレイク後はステフィン・カリー並みのパフォーマンスで、5試合で34.8得点、10.4アシストを平均中。クアドルプルOTに及んだ現地3月1日のシカゴブルズ戦では、新人選手として2009年のブランドン・ジェニングス(55得点)以来最多となる49得点を記録した。
今季ウェストのルーキー・オブ・ザ・マンスを総なめにしているドンチッチは、2月の8試合でルーキー最多の24.4得点、9.4リバウンド、7.4アシストを平均。同賞を4回受賞するのは、マブスの球団史上でドンチッチが初だ。
2017年のドラフトクラスはドノバン・ミッチェルやジェイソン・テイタム、ラウリ・マルカネン、ディアロン・フォックスをはじめ近年稀に見る大豊作だと思ったが、2018年組はそれを上回るタレントレベル。ドンチッチとヤングはすでにオールスターに近いパフォーマンスで、サンズのディアンドレ・エイトン、キングスのマービン・バグリー三世、グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.ら他の上位5位指名たちもそれぞれのチームで主力の一人として活躍している。
参考記事:「NBA」