今季3度目の40得点DDでロケッツの連勝止めたヤニス、通算ブロック数で球団歴代1位に
ミルウォーキー・バックスが現地10日、トヨタ・センターで行われたヒューストン・ロケッツとの試合に123-114で勝利。ロケッツの連勝を7で終わらせ、シーズン17勝10敗でイースト2位のシカゴ・ブルズに0.5ゲーム差に迫った。
この日の試合では、ヤニス・アデトクンボが37分の出場で41得点、17リバウンド、5アシストをマーク。バックスの8点ビハインドで迎えた第4Q序盤から15得点をあげてゲームをテイクオーバーし、チームを逆転勝利に導く。
第4Q残り11分から20-8のランを仕掛けて一気に試合をひっくり返したバックス。対するロケッツは最後まで王者に食い下がり、残り5分にエリック・ゴードンのスリーで1点差にまで迫るが、その直後に再びバックスに7連続得点を許してしまい主導権を完全に奪われた。
シーズン3回目の40得点ダブルダブルを達成したアデトクンボは、19本中15本のフィールドゴールに成功。特にペイントエリアでは圧倒的な存在感を放ち、リム周辺で13本中12本のショットを決めている。
▼ヤニスのショットチャート
なおNBAに3ポイントショットが導入された1979-80シーズン以降で、バックスの選手が1試合に40得点/15リバウンド/5アシスト以上を記録したのは今回で5回目。その5回すべてがアデトクンボによるものだ。
ブロックで球団新記録
またこの日のアデトクンボは守備でも活躍し、3スティールと2ブロックをマーク。キャリア通算ブロック数(805本)でアルトン・リスターを追い抜き、歴代バックス1位に浮上した。
アデトクンボはブロックの他、すでに通算フリースローアテンプト数とディフェンシブ・リバウンド数、トリプルダブル数で球団の最多記録保持者となっている。
連勝が7で止まったロケッツ(8勝17敗)は、ツーウェイ契約下のギャリソン・マシューズが再びステップアップし、6本のスリー成功からチームハイ23得点をマーク。新人のアルペレン・シェングンも8本中6本のFG成功から自己最多の15得点で奮闘したが、わずか16分の出場にとどまった。
ボックススコア:「NBA」