ヤニスがシーズンハイ47得点、ミドルトン復帰のバックスがレイカーズに勝利
ミルウォーキー・バックスが現地17日、本拠地ファイサーブ・フォーラムで行われたロサンゼルス・レイカーズとの試合に109-102で勝利。今季成績をイースト9位タイの7勝8敗とした。
アウェイ5連戦のハードスケジュールを終え、約2週間ぶりにホームアリーナに戻ってきたこの日のバックスは、昨季ファイナルMVPのヤニス・アデトクンボがシーズンハイ47得点で大暴れ。
ドライブやスクリーン&ロールからペイントエリアを果敢に攻めてリム周辺で15本中13本のレイアップとダンクをねじ込みつつ、3ポイントショットにも4本中3本成功。どんな守備に対しても力でねじ伏せる支配的なパフォーマンスでチームを牽引した。
バックスはアデトクンボの他、コロナの安全衛生プロトコルで8試合を欠場していたクリス・ミドルトンが戦線復帰。最初の3ピリオドはショットのリズムを掴めていなかったが、1点ビハインドで迎えた第4Q序盤に2連続でスリーを沈めてチームに流れを引き寄せるなどして勝利に貢献している。
ミドルトンやブルック・ロペスらコアメンバーの離脱により戦力が削がれ、開幕15試合で7勝8敗と負け越している今季のバックス。次はホーム4連戦で、しかも対戦相手はマジック×2、OKC、ピストンズと再建中のチームばかりだ。そろそろ昨季王者が巻き返してくるタイミングだろう。
THT
敗れたレイカーズ(8勝8敗)は、テイレン・ホートン・タッカーが25得点/12リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが19得点/15アシストでそれぞれダブルダブルを記録。現地14日のスパーズ戦で復帰したばかりのホートン・タッカーは、今季3試合で23.3得点、7.3リバウンドを平均と絶好調だ。
キャリア最初の2シーズンではスリーが弱点となっていたホートン・タッカーだが、今季は平均アテンプト数6.7本から成功率40%を記録中。この日の試合でも6本中3本を沈めている。
レイカーズはレブロン・ジェームズが11月4日に戦線離脱してからの8試合で3勝5敗。ホートン・タッカーが今のシューティングを維持し続けるのは難しいだろうが、せめて成功率35%くらいで安定させられるようになり、そこにレブロンが完全復活すれば、レイカーズは一気に勢いに乗るかもしれない。
ボックススコア:「NBA」