モラントがプレイオフ球団最多タイの47得点、グリズリーズが第2戦勝利でシリーズイーブンに
現地5月3日、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが、本拠地フェデックス・フォーラムで行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのウェストセミファイナル第2戦で47得点/8リバウンド/8アシストの大活躍。グリズリーズが106-101で接戦を制し、シリーズを1勝1敗のイーブンに持ち込んだ。
第2戦でのモラントは、41分の出場で31本中15本のフィールドゴールに成功。特に終盤でのパフォーマンスが凄まじく、グリズリーズの4点ビハインドで迎えた第4残り4分からは、超人的なダブルクラッチレイアップやステップバック・スリーを次々と沈めて15得点をあげ、完全にゲームをテイクオーバーする。
▼スーパースター
特にクラッチタイムに見せたアイソレーションからの得点力が神懸っていた。
モラントに対して頑なにダブルチームを仕掛けなかったウォリアーズだが、次の試合からは守備をアジャストしてくるだろう。
グリズリーズはモラントの他、ザイアー・ウィリアムズがベンチから14得点、ジャレン・ジャクソンJr.が12得点で勝利に貢献した。
世代交代?
今季プレイオフ第1ラウンドシリーズではウルブズ守備の徹底マークに苦戦し、6試合で平均21.5得点、FG成功率38.6%と本領発揮できていなかったモラント。そこから一転、カンファレンス・セミファイナルでは最初の2試合だけで合計81得点をあげており、ウォリアーズのスプラッシュ・ブラザーズ(ステフィン・カリー51得点、クレイ・トンプソン27得点)のシリーズ得点をたった1人で上回っている。
敗れたウォリアーズは、カリーが27得点/8アシスト、ジョーダン・プールがベンチから20得点で奮闘。シリーズ第3戦は、現地5月7日にサンフランシスコで行われる。
ボックススコア:「NBA」