ハーデンが今季一のアンクルブレイクでウェズリー・ジョンソンを破壊
クリス・ポールにとって移籍後2度目の古巣凱旋となった現地2月28日のヒューストン・ロケッツ対ロサンゼルス・クリッパーズ戦。1月15日に行われた前回の対戦では試合後のいざこざに注目が集まっていたが、この日の対戦ではジェイムス・ハーデンのハイライトプレイが話題をかっさらっている。
第1Q終盤、ハーデンはアイソレーションからドライブを仕掛けると見せかけて、鋭いプルバック・ドリブルで切り返し、これ以上なく見事にウェズリー・ジョンソンをアンクルブレイク。3Pラインまでステップバックすると、バランスを崩して尻餅をついたジョンソンを3秒ほどじっくりと眺めてから、スリーポイントショットを沈めた。
あまりにも完璧すぎるアンクルブレイクだったためか、ハーデン自身も少し困惑してしまったらしい。試合後、しばらくジョンソンを見つめていた理由について、「彼が何をしているのか把握しようとしていただけ。すぐにシュートを打つつもりだったが、まず何が起こったのか理解しようと間を置いてみた。困惑していたんだ」と話している。
なお試合は、第1Qをトリプルスコアに近い34-12の大差で上回ったロケッツが最後までリードを維持し、105-92で快勝。連勝記録を14に更新し、リーグ首位の維持に成功した。
ボックススコア:「NBA」