ホークスがエンビード復帰の76ersから大金星、第1戦勝利でシリーズ先手
アトランタ・ホークスが現地6日、ウェルズファーゴ・センターで行われたフィラデルフィア・76ersとのイースタンカンファレンス・セミファイナル第1戦に128-124で勝利。1位シード相手に初戦から敵地で番狂わせを演じ、シリーズの先手を取った。
イースト準決勝第1戦でのホークスは、序盤からオフェンスが大爆発。前半だけで23本中13本のスリーを沈め、74-54の20点差で試合を折り返すと、後半もリードを維持し続ける。
▼トレイ・ヤングは前半だけで25得点/7アシスト!
第3Qを終えた時点でもホークスの16点リードと、このままワンサイドゲームで終わるかと思われたが、対する76ersは第4Q終盤からフルコートプレスで怒涛の猛反撃を展開。17点ビハインドで迎えた残り時間4分30秒から16-2のランを仕掛け、残り1分で一気に3点差まで詰め寄る。
まさかの反撃を許してしまったホークスだが、そこからボグダン・ボグダノビッチのスリーとジョン・コリンズのアリウープダンクで何とかリードを維持。残り10秒には再び1ゴール差まで迫られたが、最後にファウルショットをしっかりと決めてギリギリで逃げ切った。
大金星をあげたホークスは、トレイ・ヤングが35得点/10アシスト、ボグダノビッチとコリンズがそれぞれ21得点で活躍。ホークスの選手がプレイオフの試合で35得点/10アシスト以上を記録したのは、ヤングが球団史上初だという。
この日のホークスは、チーム全体でFG51.2%、スリー42.6%、FT95.2%とシューティングが絶好調だった。
エンビード復帰
一方で敗れた76ersは、3日前に軽度の半月板損傷と診断されたばかりのジョエル・エンビードが早くも戦線復帰。怪我の影響はほとんど見られず、38分の出場でプレイオフ自己最多となる39得点で奮闘した。
ホークスと76ersの第2戦は、現地8日にフィラデルフィアで行われる。
ボックススコア:「NBA」