ゴードン・ヘイワードが復帰後初の30得点!!
このまま完全復活に向かってくれることを祈りたい。
昨季開幕戦での骨折による丸1年のブランクから、なかなか本来の調子を取り戻せず、2週間前からベンチスタートに降格していたボストン・セルティックスのゴードン・ヘイワードが、現地12月1日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦でシーズン自己最多となる30得点、9リバウンド、8アシストをマーク。ついに怪我前のようなオールスターレベルの大活躍を見せ、セルティックスを118-109での勝利へと導いた。
ジャズ時代のヘイワードがどれだけ万能な選手だったかを思い出させてくれるようなパフォーマンス。この日のヘイワードはスリーが絶好調(5本中4本成功)で、プレイメイクも冴えていた。特にペネトレーションからアウトサイドへのキックアウトパスが素晴らしい。
またリバウンドで奮闘したり、失敗に終わったもののアリウープに挑戦したりと、これまで以上にアグレッシブにプレイする姿が見れた気がする。コンディションが100%でないのと、もしかすると怪我のトラウマもあるのか、今季のヘイワードはフィジカルなプレイを避け、前のようにドローファウルができなくなっていた印象だったが、この日は10本のフリースローを稼ぎ出した。
試合後、セルティックスのチームメイトたちは、ヘイワードのシーズンハイ得点をゲータレード・シャワーで祝った。
https://twitter.com/celtics/status/1069072565870710784
ローズはシックスマン賞の最有力候補?
敗れたウルブズは、デリック・ローズがチームハイの26得点をマーク。この日の試合で3本中2本のスリーを沈めたことで、シーズン3P成功率(49.4%)でステフィン・カリーを追い抜き、今季リーグのガード選手の中でバックスのマルコム・ブログドンに並ぶ首位タイに浮上した。
昨季中盤にローズがキャブスから放出された時は、「このままNBAからフェイドアウトするのでは?」と考えたファンも少なくないはず。今のスリー成功率を維持するのは恐らく不可能だろうが、それでもローズがここまでの復活劇を遂げるなんて、誰に想像できただろう。
今季ローズは2011-12シーズン以降で自己ベストとなる19.3得点を平均し、1試合の得点とスリー成功数でキャリアハイを更新。ロサンゼルス・クリッパーズのモントレズ・ハレルと並んで、今季シックスマン賞の最有力候補な活躍ぶりだと思う。
ボックススコア:「NBA」