ヒートはM.ビーズリーとの再契約に興味なし?ディフェンスとプロ意識の低さが不安材料
マイケル・ビーズリーは現在25歳。2008年のドラフトでは「(デリック)ローズを取るか、ビーズリーを取るか?」で意見が二分するほど期待の大きかった選手で、人一倍に恵まれた体格と才能を持ち合わせている。
しかし今のところそのポテンシャルをほとんど発揮できておらず、いよいよキャリア全盛期に差し掛かろうという年齢に達するが、次の契約先さえなかなか決まらないのが現状だ。
マイアミ・ヘラルド紙の報道によると、マイアミ・ヒートはビーズリーとの再契約にあまり興味を示していないらしい。理由は、好不調の波の激しさ、ディフェンス、集中力不足、未熟さなどにあるという。
昨年9月にマリファナ関連の不祥事でフェニックス・サンズから契約解除され、その後ヒートとシーズン契約を結んだビーズリー。ベテラン揃いのチームで心を入れ替えて新たなスタートを切ることが期待されたが、エリック・スポールストラHCの信頼を勝ち取ることはできなかった。
▼ビーズリー、24得点ハイライト(2013‐14シーズン)
昨季プレイオフでビーズリーが試合に出場したのはわずか23分で、その内の17分はスパーズに大敗を喫したファイナル第5戦でのガベージタイム。ヒートはまったくビーズリーを信用しなかった。シーズン終了後には、共にプレーしたレブロン・ジェイムスがビーズリーの集中力不足に不満をもらしていたと報じられている。
ヒートとビーズリーの決別についてはまだ未確定だが、球団はすでにビーズリーが昨季着用していた背番号「8」を他の選手に回してしまったというから、望みは薄いっぽい。
▼昔はね、ブレイク・グリフィンを圧倒するほどの選手だったんだ
Thumbnail by Keith Allison/Flickr
ソース:「Miami Herald」